ひなた自転車協会

先日、東京のお台場で行われた、シクロクロス大会の模様です。



雨・・しかも寒い中でも、大勢のエントリーと観戦者で熱気むんむんだったようです。昨年は、大雪の中でした。

シクロクロスは、もともと　ヨーロッパで自転車選手の冬季トレーニング策として、活用されてきました。　自転車に乗るスキルはもちろんのこと、悪路や障害物に対応できる高度で難易度の高いスキルも求められる種目です。

やるほうは、大変ですが、見ているほうは、単にスピードを競い合う競技とは、違った面白さがあります。

　このシクロクロス・・日本では　古くは、京都車連さんの関西シクロクロスが、有名でしたが、昨今は、日本でも広く開催されるようになってきました。　

　競技は、ＪＣＸシリーズ戦として、日本各地を転戦しています。

　ＡＪＯＣＣという、主催者団体さんが更なる普及のためにいろいろ尽力されているようです。運営に関する考え方もＨＰに掲載されており、自転車イベントを開催する側にとって、興味深いものがあります。

　なぜなら、シクロクロスは、比較的容易に準備できる環境下で開催できるメリットがあるからです。

　自転車競技のみならず、単なるサイクリングイベントでも、公道を使うということで、いろいろ制約があります。

　しかし、シクロクロスは、公道を使う必要がなく、公園　海岸　樹林　等　コースを選びませんし、コンパクトなコース設定が可能です。　競技時間も1時間くらいであり、観客との距離が近く　楽しめる要素がふんだんにあります。

　こうした、いまや　全国的に拡がりを見せつつある、シクロクロスも九州では、ほとんど開催されていません。　

お台場で　苦心して　コース作りがされているのをみると、宮崎ならそんなに苦労はないのにな・・という思いがふつふつと沸いてきます。

　青島や一ツ葉　シーガイアなど、できそうなところは、いくらでもあるような気がします。

　県内では、ＭＴＢの競技が盛んに行われています。　ロードレーサー乗りさんも、時にはＭＴＢで悪路を走破する醍醐味を楽しまれる方も増えているように思います。

　地域活性化や観光振興にも大いに貢献するであろうこの　シクロクロス・・・　最初はホビーレースからでも、　ぜひ　宮崎でやりたいものです。