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Posted by みやchan運営事務局 at
 

高齢者の交通事故について

2015年03月31日

宮崎県交通安全対策推進本部会議の平成26年の交通事故情勢よると、発生件数、死者数、負傷者数ともに前年より減少していて、改善傾向にはあるようです。

この発生件数が、九州では福岡に次いで2番目に多いということで、安堵するような状況ではありません。

 特徴としては、加害者、被害者ともに高齢者の割合が高いことがあげられており、さらに高齢者の免許保有率は九州1位とのこと。

脇見や安全不確認等の「てげてげ運転」。漫然運転? 他県ではなんと表現しているのでしょうか?

本県特有のひょうげんですね。これが7割も占めています。

気をつけて 老いの甘えが招く事故 との川柳があります。

ここがポイント 高齢者の交通事故のビデオをご覧ください。高齢者特有の思考行動プロセスがよく現れたものになっています。 もちろん 自転車乗用時のエピソードも入ってます。

高齢者の行動態様 イマジン イマジン

こちらもどうぞ。 

 

Posted by ひなた自転車協会 at 17:10 | Comments(0) | 交通事故対策
 

自転車通行可の歩道について 警察さんと話しました。

2015年03月30日

このおかしな標示が何を根拠になされているのか??






過日、警察の担当官さんと電話で話す機会がありました。
 担当さんは、大きな声ではいえませんが、ちなみにローディ 個人としては、われわれと同じ意見です。問題意識はもちろんお持ちのようでしたが、今回は、組織人としての対応。

 当該地域は、学校や市民から 安全面を考慮してか? 自転車は歩道を通らせるようにしてくれとの要望が数多く寄せられており、現在の規制道路以外でも新たな要望が寄せられているとのこと。

 担当課としても管轄する上で新たな規制は、「自転車は車道の左」に逆行するものとの認識があり、一定度抑えているのが現状。 
 しかし、近隣の商店からも双方向通行を確保しないと客足に響くなどとも言われている。そうした要望は無視できないし、おざなりにもできないのが現状。 歩道の双方向通行についても 新たに一方通行の法改正した路側帯のようにならないとなくならないかもしれない。。
 おっしゃる趣旨は十分理解できるが、 1mの巾の表示 規制区間の両端部分への表示等  一応標識設置基準に基づいて施工している。 費用の発生する標識の新たな改廃は厳しい。
とのことでした。

残念ながら、改善には、至りませんでしたが、良いお話ができたかと思います。

自活研の吉田 満さんには、何をアマッチョロイ・・なんてお叱りを受けるかも知れませんが・・。(苦笑)
 別件で市民や学校への誤った自転車通行環境の認識を改めさせる機会の必要性と自転車交通教育の必要性を要望しました。担当官さんからも地元自治会やPTAなどの要望だけでなく、愛好者さんからの書面による要望も時には必要と感じるときがあるとのご託宣をいただきました。

 今回の経験から、誤った認識による意見でも、それが自治会やPTAのお歴々による、大きくかつ影響力があるものなら、無理が通れば、道理が引っ込むのたとえとおりになってしまうものなのかな?との印象を受けました。
 
 逆走うんうん・・・うだうだ考えているより、一歩踏み出す勇気を持って、各々が属する地域において、われわれの想いを伝え、何ができるか 考えていきたいものです。

時は、統一地方選挙前哨戦の真っ最中、候補者に歩み寄って、自転車政策に関する態度を聞くのもいいかもしれません。ついでに 自活研さんの提唱する以下の取り組みにお誘いするのもまた、一興かと・・・?!

【全国自転車議員ネットワーク参加議員募集】
---地方議会にも自転車議連を!
NPO自転車活用推進研究会・会員の中には現職の議員さんもおられます。国会には自転車活用推進議員連盟(谷垣禎一会長)
がありますが、県や市の議員がネットワークを形成して、交通安全や街づくり、自転車活用に関する情報や意見の交換の舞台
となる集合体を形成しようという動きがあります。NPO自活研は、(仮称)全国自転車議員連盟設立の準備段階でのお手伝
いをしたいと考えています。メーリングリストを用意したいと存じますので、議員の方からのアドレス登録をお待ちしていま
す。
議員名:
所属議会名:
所属党派:
配信先メールアドレス:
◆アドレス連絡先: info@cyclists.jp

以上 

Posted by ひなた自転車協会 at 23:08 | Comments(0) | 自転車と法律
 

災害と自転車-3

2015年03月12日

ジャイアントさん やるなー。

昨日は、東日本大震災から4年・・。 

このブログでも、災害に自転車活用すべき と主張してきました。

そんな中、いいニュースが飛び込んできました。

台湾の自転車メーカー GIANT が被災地に 1000台のMTBを無償提供するというもの。

http://gqjapan.jp/life/gear/20110407/mtb%E3%81%AE%E8%B5%B0%E7%A0%B4%E6%80%A7%E3%81%8C%E5%A8%81%E5%8A%9B%E3%82%92%E7%99%BA%E6%8F%AE%EF%BC%81%E3%80%80%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%80%81%E7%89%B9%E5%88%A5

災害地向けに特別に仕様された自転車が被災地で生み出すものは、計り知れない。

これを機に、災害地での使用によるフィードバックを行い、本格的に災害用自転車の開発に乗り出してもいいのではないでしょうか?

 

Posted by ひなた自転車協会 at 19:32 | Comments(0) | 自転車活用策を考える
 

【全国自転車議員ネットワーク参加議員募集】

2015年03月07日

来月4月に、統一地方選挙が予定されています。

近年、選挙における低投票率ばかりが話題になっていますが、地方選挙は私たちの身近なことを決める選挙なので、国政以上に重要なことは否めない事実かもしれません。

 とりわけ、道路など自転車を巡る環境整備は、地方自治体の権限が大きく、自転車愛好家としても自治体に直接モノを申してくれる地方議員さんは、ぜひとも応援したいものです。

 埼玉県戸田市の真木議員は、自転車通行レーンなど自転車通行空間について、よく勉強しておられる議員さんです。この日の質問でも、宮崎市の自転車レーンについても引き合いにされていました。

●録画映像(当日夕方にはアップされます)

●質問通告要旨

しかし、選挙でママチャリで爆走する先生は多くいても、こうした自転車政策に熱心な議員さんは、まだまだ少数派であることも遅々として、自転車環境整備が進まない原因でもあります。 国会議員レベルでは、自転車活用推進議員連盟が有名ですが、今般、全国的な議員ネットワークをつくるべく、自転車活用推進研究会さんのお声がけで準備がはじまりました。

【全国自転車議員ネットワーク参加議員募集】

---地方議会にも自転車議連を!
NPO自転車活用推進研究会・会員の中には現職の議員さんもおられます。国会には自転車活用推進議員連盟(谷垣禎一会長)
がありますが、県や市の議員がネットワークを形成して、交通安全や街づくり、自転車活用に関する情報や意見の交換の舞台
となる集合体を形成しようという動きがあります。NPO自活研は、(仮称)全国自転車議員連盟設立の準備段階でのお手伝
いをしたいと考えています。メーリングリストを用意したいと存じますので、議員の方からのアドレス登録をお待ちしていま
す。

議員名:
所属議会名:
所属党派:
配信先メールアドレス:
◆アドレス連絡先: info@cyclists.jp

  どうか、本趣旨をご理解いただき、参画されるよう、本県のすべての議員先生ならびに関係者諸氏にお訴え申し上げる次第です。 

Posted by ひなた自転車協会 at 07:00 | Comments(0) | お知らせ
 

災害と自転車活用-2

2015年03月06日

宮崎市津波防災地域づくり推進計画について パブリックコメントを募集していたので、応募してみました。

 全体を通して、大規模なハード面の対策にいささか偏重しすぎるような印象を受けました。
 
 東日本大震災での巨大防潮堤の破壊や破堤をみれば、その莫大な費用に見合うかどうかという疑問は未だ解消されていません。

 資料によれば、想定地震である、南海トラフ地震による津波の到達時間は10分から18分と極めて短時間です。 時間が重要になって来ます。 何よりも直ちに避難することが命を守る一番の対策なのは間違いありません。そこで問題になるのはその避難方法です。大概みな一斉に、徒歩かクルマで避難するため、道路が大渋滞に陥り、避難できなくなってしまう恐れが十分あります。さきの大津波では、これによって多くの人が命を落されたのではないかと思います。

 グリッドロックというまったく動けない現象も発生したと言われています。残念ながら、こうして渋滞にはまったまま津波に襲われ、命を落としてしまった方も少なくないと思います。 

 ところが、先日の2/17の岩手沖地震による東北沿岸の津波注意報時には、沿岸の道路が渋滞したのです。津波からの避難にクルマは使わないという震災の教訓が生かされなかったとのこと。

 では 津波からの避難行動にふさわしいのは、何でしょうか? それは自転車がではないかと思います。クルマと比べ道路に対する占有面積が小さいため、クルマより圧倒的に渋滞は起きにくいはずです。仮にクルマが渋滞していても間をすり抜けることが出来ます。クルマでは入って行けないような細い道も利用できる機動力に長けています。

 クルマの運転が出来ない人でも使えます。速度も徒歩に比べれば格段です。津波からの避難手段としての自転車は、とても合理的で現実的なものと言えるでしょう。

 自転車に乗れない人は三輪自転車などもありますし、電動アシスト自転車は高齢者など脚力に不安がある人でも漕げます。 以前の投稿でお知らせした カーゴバイクなどを使えば、自転車で人を運ぶこともできます。

自転車を発電機と直結させて、発電に自転車発電が使えれば、小電力機器の携帯やスマホの充電も出来ます。災害時に、なにかと役立つのではないでしょうか。

パブコメには、その他 防災教育等のソフト面をもっと重視していただきたいと記しました。 「釜石の奇跡}の原動力になった、群馬大の片田教授の教えは、尾鷲市などでも採用され、実施されています。こうした例を存分に参考にすべきと考えます。 片田さんの理念は、自転車教育にも応用できる部分がありますが、この続きは、また次回です。

尚、ご参考までに、自転車活用による津波避難の研究をされている 山口大学の村上准教授の石巻でのレポートをご紹介します。

以上 

Posted by ひなた自転車協会 at 17:06 | Comments(0) | 自転車活用策を考える