三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さん 2回ひなたサイロゲを振り返る その6
2019年12月30日
以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。
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プレイバック実走編
いにこれで本当の最終回
「第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎」を振り返る投稿も今回のプレイバック実走編で完了です。
これまで読んで頂いた皆様、今回が一番長い記事になりますが、一気に最後まで書き上げましたので、今しばらくのお付き合いをお願いします_(._.)_
作戦タイムも終わり、いよいよ参加者の皆さんが会場の広瀬地区交流センターを勢い良く出発して行きます。
私も作戦タイムに立てたプランに沿ってスタート最初に目指すのは会場からすぐ東にあるガス基地のCP。
会場を出て、皆は左折していくけど、私は右折(東)してGO
あれ、、、誰もいない、、と思ったら、右に出た道は有料道路が壁になっていてどこにも通じてないありゃりゃ。
だから、スタート&ゴール地点の周辺の道の確認は大事なんですね。今回はロゲイニングが始まったばかりのちょっとしたロスなので損害は少ないけど、これが1分、2分を争う終盤の大詰めだったら大変でした。
気持を落ち着かせて、元の道を戻り、皆と同じ道を後から追いかける感じで走ります。あーなるほどー!この辺りはこんな感じになっているのねー。
これまで何度も何度も繰り返して見返してきた地図の紙面上の情報と現実の道や風景とのピントが少しずつ噛み合ってくる。この感じが心地良い。
サクッとガス基地のCPを見つけて次は近くにあるランチ&スイーツポイントの「バニラスカイ」へGOソフトクリームを食べて30点ゲットだぜ!と思いきや、お店はまだ開いていなかった。
まぁまぁ、そんなことあるよね。ここは帰着する前に寄れば良い、と切り替えて次のCPを目指して北上します。
今回、スタート&ゴール地点から南方にあるCPたちは完全にスルー。だってボーナスポイントに関係するCPが全く無いのだもの。
ボーナスポイントの【うずら車】【ガス基地】【橋】【くじら】に関係するCPと、そのルート上にある高得点のCPだけに目星を付けて先に進みます。
近くにある低得点のCPは躊躇なくスルー。少しでも時間を省略して先に繋げる意識が大事。
CPを探して迷うことなく順調に獲得していくと、道すがらに開店している和菓子屋さんを発見。CP一覧表にはないお店だけど立ち寄って饅頭を買って写真を撮って、食べて15点ゲット(*^^*)
300点のボーナスポイントのある【くじら】は、1点と2点の低得点CPにシークレットがあると予測を立てた。そこでシークレットが見つからなければそれ以降は【くじら】のCPは追わない方針。
その考えを元に時間を割いて1点と2点という低得点CPに立ち寄ってみたが、そこにシークレットくじらはなく予想ハズレ【くじら】はスルー決定。
シークレットポイントの300点は大きいが、他の参加者も多分、発見していないだろうし、仮に発見されていたとしても、総合優勝を競う相手が見つけているとも限らない、と考えて棄てた。
北部エリアのガス基地のCPや近くのCPを順調に獲得していくと、なんと、白いウェアを着たスタッフを発見
やった!50点ゲット嬉しいなぁ。
スタッフの方は、「優勝候補に出会ってしまった!!」と慌てておられましたが、なんともラッキー
前回大会はスタッフどころか参加者も見かけない感じだったからねぇ。
北上エリアのCPを順調に巡り、スタッフポイントも取り、ランチ&スイーツポイントのチャンポンハウスたつやに立ち寄りました。
体力的に休憩は必要なかったので、本当は近くにあったコッペパンのお店で素早くランチポイントを稼ぎたかったのですが、ルートを外れていたので行かず、ルート上にあるこの店に入店しました。
CP一覧表のお店の案内に名物の「カツサンド」とあったので、これを食べないとポイントが貰えないと痛恨の勘違い()。名物の「カツサンド」を注文して、長い待ち時間に近くの土俵のCPをゲット。店に戻ってしばらくして、そのカツサンドはやってきた。
「えこれマジですか」
目を疑うような巨大なカツサンドが2つも皿に乗ってる。1つでもびっくりサイズなのにそれが2つもある。
目を凝らしてよく見ると、巨大なカツにペラッとした薄い食パンが貼り付いている。これで一応サンド。
まさにワラジのような薄く巨大な2つのカツの塊を目の前に「注文する品間違えたぁ」と笑いが込み上げてきます。
焼きそばを注文した隣の席のサイロゲの参加者はこちらをチラリと見てから悠々と焼きそば食べてた笑
「くっそー!食べてやる!」とビッグカツサンドにがぶり付いてみると、ソースが染み込んでなかなか旨い。旨いがボリュームがあり過ぎてなかなか減らない。。お腹も膨れてくる。これは恐ろしく高いカロリーだろう。
なんとか1個完食。2個目はさすがに無理、、、。お店の方にお願いして持ち帰りパックに包んで頂きました。ありがとうございました_(._.)_
まさかの巨大カツサンドのために待ち時間、食事時間で大きく時間を消費。
この時点で12時半くらいだったような。帰着制限時刻は15時なのであと2時間とちょっと。
ここからが正念場。
予定では、ここから一ツ瀬川北岸に沿って北西方面に走り西都原古墳群の160点を狙いに行くプラン。
あと頭にチラ付いたのは、新田原の高台に上がると馬牧場があって、どこかのCPでウマの写真30点が撮れるかも~ということ。
残り時間を計りにかけて、また後でどうするか考えようということでとりあえず出発。
県道を西へ。走りやすい道路で快走。ディープホイール効果もあって時速40km/h前後をキープして気持ち良く走ります。
このまま、この県道を走り一ツ瀬川を渡り国道216に乗って西都市に入るか、北上して新田原の丘陵地帯に登ってポイントを取りに行くか。
決めたポイントを取りに行く。
県道を右折して坂を登り、丘陵地帯へ入ると、クンクンと家畜の臭いが満ちてくる。スタート前にサイトで調べたらこのあたりに馬牧場がある?かもしれない感じだったので期待感が膨らみます。
航空自衛隊基地のそばにある空の駅のCPに到着。ここに馬がいるはず!、、しかし、いない。それどころか馬牧場の気配さえない。あれ??
近くで農作業をしてらした方がおられたので、「この近くに馬牧場はありますか?」と尋ねてみると「馬牧場?聞いたことないよぉ」とのこと。
アカン
完全に見当違い。
ここに馬はいない。。。
たった30点のウマに拘り過ぎた。。
残り時間は2時間。
ここからどうするか
頭を整理するために、ロゲイニングMAPを広げ、現在地と全体図を確認。
選択肢は
①西都市方面をあくまで狙いに行く
②西都市までは行かず、新田原のポイントを取って、【橋】【うずら車】のCPと宝塔山という47点の高得点CPを取ってスタート&ゴールに戻るか。
の2つ。判断にかける時間も惜しい。さっと②の戦略を選択。そうと決めたらすぐに出発。
自衛隊基地の回りをぐるっと回り、ランチ&スイーツポイントで抹茶ソフトクリームを食べ、古墳群の案内板のCPを取り、ランチ&スイーツポイントの新緑園の抹茶ソフトクリームを食べよう!と思ったらソフトクリームは10月で終わりとのこと。
これは主催者の確認ミスやけど、こんなことはよくあること。ソフトクリームはないけど、別のすぐ食べれそうな食品を買って、採点の時にスタッフに説明して30点貰えたら良い、ということで気にせずサクサク行こう!
ここからは折り返し、新田原古墳群を南下。このあたりの風景が広々とした草原のようで実に爽快。
西都市まで行かない決断をしたので時間に少し余裕を持て、新田原古墳群から一ツ瀬川に下る道のりは実に心地良かったです。
MAPを確認しながら道間違いしないように一ツ瀬川の土手の道を走り、田園を横切る道路を走り、予想以上に早い時間で佐土原のCPがたくさんあるエリアに到着。
ここでボーナスポイント【橋】に関わるCP2つを取り、次は宝塔山47点を狙って移動。ここは事前説明で「道が通行止めになってるけど別ルートがあるので、そこを探して」と言われていたので、山の麓の愛宕神社のCPを取り、社の祭りで集まっていた方に、「この階段を登ったら山上の展望台まで行きますか?」と訊くと、「登って右の方に行ったら展望台があるよ」とありがたいアドバイスを頂けた。これは本当に助かる
ロゲイニングでは躊躇なく地元の方に道を訊けたりするコミュニケーション力も必要になりますね。
長い長い階段を自転車を担いで登りますが、自転車担ぎ上げ登山は得意中の得意。階段を登るなんて何てことはない。サクサクと登って山上の公園に出て展望台のある東屋へ階段を登り、47点の高得点CPをゲット。
対象物は展望台の足元にある方位図なのだが、競技が終わってから主催者から実はボーナスポイント【くじら】のシークレットは展望台のある東屋の屋根にあったことを知らされた。
私の中では、くじらシークレットについてはこの段階では完全に意識の外にあったので構わないのだけど、誰もあのCPの東屋の屋根にシークレットがあるとは思うまい。
主催者は競技開始前のルール説明の時に「宝塔山」について何度も説明していたのは、あそこにシークレットがあるよ、ということを皆にそれとなく伝えたからだと言う。
いやいやいや、それは誰に気付く人というのは恐しいほどに洞察力が高いに違いない。シークレットを発見して、くじらボーナス300点を手にした参加者がいたとしたらお見事としか言い様がないと思う。
結果的に、私はボーナスポイント【くじら】には早々に見切りを付けて、シークレットを深追いしなかったのは正しい選択だったと思う。
そうだ。
宝塔山の展望台のスロープを下るときに、ツルリと滑って落車スロープめっちゃ苔が生えて滑りやすくなってる。そう言えば、主催者がスロープは滑り易いから注意と言っていたなぁ。
落車はしたけど、幸い自転車は無事で体は道に右半身を打ち付けた痛みはあるけど大事ない。この時はあまり痛みを感じなかったけど、実は今でも痛みます。トホホ
宝塔山の階段を下って愛宕神社に戻ったのは14時25分。残り35分。後は広瀬地区交流センターに戻る前にいくつCPを拾えるか。スタート直後は開店前だったバニラスカイのソフトクリームポイント30点も欲しい。
急げ
佐土原エリアから県道326号を飛ばして東へ走り国道10号を南下して、序盤にスルーした16点のCPを取った時点で14時48分。あと12分。バニラスカイのソフトクリーム行ける
道間違いは許されない。しかし、急がなければいけない。この緊迫感が堪らない。
バニラスカイに到着してソフトクリームの写真を撮ったのが14時56分。くーあと4分。間に合うか
自転車で走りながらソフトクリームを2口くらいで食べきる。もうソフトクリームを味わっている余裕は皆無。
スタート直後、広瀬地区交流センター付近で軽く道迷いしたような事が起こったら確実に延着ペナルティだ。
来た道をガーミンGPSMAP64の履歴を見ながら慎重に急ぐ。長い信号待ちが恨めしい。
が青になった!
最後のダッシュで広瀬地区交流センターに飛び込み時計を見ると14時49分。
間に合ったと思い、カメラを撮ろうとしてガタガタ。慌てその時計を机から落としてしまう。
見守ってくれているスタッフの方々は私の慌てぶりに大笑い
こちらは必死なんやで
時計を机に戻してデジタルで時刻を撮る。時計はジャスト15:00。ペナルティか?と思ったけどセーフみたい。
ペナルティなく戻ってこれた安堵感と、ラスト40分の緊迫感でもうヘロヘロ。
会議室に戻って席に着きますが、疲労感と安堵感と、結果はどうなるかという緊張感で不思議な気分。妙にフワフワして落ち着かないです。
自己採点をしている時にボーナスポイント【うずら車】のCPを1ヵ所取り忘れていることに気付きました
宝塔山近くにあるCPなので、すぐ近くまで行っていたのに完全に単純な取り漏らしです。時間に追われて慌てていたとはいえ50点をみすみす失うことになってしまいました。
落ち込み気分を引きずったままスタッフに得点表を提出。CPの写真を見せて得点表を確認。他に写真の取り忘れやペナルティはなく828点という得点が確定しました。
そして結果発表。
50点の取り漏らしが響いて総合優勝は逃したかと思いましたが、何とか総合優勝を手にすることができました。
総合得点2位の参加者の得点は680点余りだったので結果的には100点以上のリードがありました。
総合優勝賞品は、宮崎カーフェリーの車1台乗船、一等船室のペアチケットという高額なものでした。
これは、このチケットを使ってまた宮崎においで!ということなので、必ず宮崎県にやって来たて宮崎を満喫したいと思います。
最後になりますが、第2回ひなたサイクルロゲイニングを企画、運営してくださったスタッフの皆様、ロゲイニングの準備はとても大変だったと思います。こちらは参加者として気楽に、かつ存分に楽しませて頂きました。ありがとうございます
また、この長い記事を読んでくださった皆様に感謝いたします。
追記。これからサイクルロゲイニングに参加する皆様へ。こんなにたくさんミスを重ねても優勝できます。参加者は皆、多かれ少なかれミスをしています。ミスったと思っても、最後まで粘り強く戦えば良いことあるかも~です(*^^*)
あっ!でも、少々のミスをしても何とかなる!っていう土台は周到な下準備があってこそですよ。
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プレイバック実走編
いにこれで本当の最終回
「第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎」を振り返る投稿も今回のプレイバック実走編で完了です。
これまで読んで頂いた皆様、今回が一番長い記事になりますが、一気に最後まで書き上げましたので、今しばらくのお付き合いをお願いします_(._.)_
作戦タイムも終わり、いよいよ参加者の皆さんが会場の広瀬地区交流センターを勢い良く出発して行きます。
私も作戦タイムに立てたプランに沿ってスタート最初に目指すのは会場からすぐ東にあるガス基地のCP。
会場を出て、皆は左折していくけど、私は右折(東)してGO
あれ、、、誰もいない、、と思ったら、右に出た道は有料道路が壁になっていてどこにも通じてないありゃりゃ。
だから、スタート&ゴール地点の周辺の道の確認は大事なんですね。今回はロゲイニングが始まったばかりのちょっとしたロスなので損害は少ないけど、これが1分、2分を争う終盤の大詰めだったら大変でした。
気持を落ち着かせて、元の道を戻り、皆と同じ道を後から追いかける感じで走ります。あーなるほどー!この辺りはこんな感じになっているのねー。
これまで何度も何度も繰り返して見返してきた地図の紙面上の情報と現実の道や風景とのピントが少しずつ噛み合ってくる。この感じが心地良い。
サクッとガス基地のCPを見つけて次は近くにあるランチ&スイーツポイントの「バニラスカイ」へGOソフトクリームを食べて30点ゲットだぜ!と思いきや、お店はまだ開いていなかった。
まぁまぁ、そんなことあるよね。ここは帰着する前に寄れば良い、と切り替えて次のCPを目指して北上します。
今回、スタート&ゴール地点から南方にあるCPたちは完全にスルー。だってボーナスポイントに関係するCPが全く無いのだもの。
ボーナスポイントの【うずら車】【ガス基地】【橋】【くじら】に関係するCPと、そのルート上にある高得点のCPだけに目星を付けて先に進みます。
近くにある低得点のCPは躊躇なくスルー。少しでも時間を省略して先に繋げる意識が大事。
CPを探して迷うことなく順調に獲得していくと、道すがらに開店している和菓子屋さんを発見。CP一覧表にはないお店だけど立ち寄って饅頭を買って写真を撮って、食べて15点ゲット(*^^*)
300点のボーナスポイントのある【くじら】は、1点と2点の低得点CPにシークレットがあると予測を立てた。そこでシークレットが見つからなければそれ以降は【くじら】のCPは追わない方針。
その考えを元に時間を割いて1点と2点という低得点CPに立ち寄ってみたが、そこにシークレットくじらはなく予想ハズレ【くじら】はスルー決定。
シークレットポイントの300点は大きいが、他の参加者も多分、発見していないだろうし、仮に発見されていたとしても、総合優勝を競う相手が見つけているとも限らない、と考えて棄てた。
北部エリアのガス基地のCPや近くのCPを順調に獲得していくと、なんと、白いウェアを着たスタッフを発見
やった!50点ゲット嬉しいなぁ。
スタッフの方は、「優勝候補に出会ってしまった!!」と慌てておられましたが、なんともラッキー
前回大会はスタッフどころか参加者も見かけない感じだったからねぇ。
北上エリアのCPを順調に巡り、スタッフポイントも取り、ランチ&スイーツポイントのチャンポンハウスたつやに立ち寄りました。
体力的に休憩は必要なかったので、本当は近くにあったコッペパンのお店で素早くランチポイントを稼ぎたかったのですが、ルートを外れていたので行かず、ルート上にあるこの店に入店しました。
CP一覧表のお店の案内に名物の「カツサンド」とあったので、これを食べないとポイントが貰えないと痛恨の勘違い()。名物の「カツサンド」を注文して、長い待ち時間に近くの土俵のCPをゲット。店に戻ってしばらくして、そのカツサンドはやってきた。
「えこれマジですか」
目を疑うような巨大なカツサンドが2つも皿に乗ってる。1つでもびっくりサイズなのにそれが2つもある。
目を凝らしてよく見ると、巨大なカツにペラッとした薄い食パンが貼り付いている。これで一応サンド。
まさにワラジのような薄く巨大な2つのカツの塊を目の前に「注文する品間違えたぁ」と笑いが込み上げてきます。
焼きそばを注文した隣の席のサイロゲの参加者はこちらをチラリと見てから悠々と焼きそば食べてた笑
「くっそー!食べてやる!」とビッグカツサンドにがぶり付いてみると、ソースが染み込んでなかなか旨い。旨いがボリュームがあり過ぎてなかなか減らない。。お腹も膨れてくる。これは恐ろしく高いカロリーだろう。
なんとか1個完食。2個目はさすがに無理、、、。お店の方にお願いして持ち帰りパックに包んで頂きました。ありがとうございました_(._.)_
まさかの巨大カツサンドのために待ち時間、食事時間で大きく時間を消費。
この時点で12時半くらいだったような。帰着制限時刻は15時なのであと2時間とちょっと。
ここからが正念場。
予定では、ここから一ツ瀬川北岸に沿って北西方面に走り西都原古墳群の160点を狙いに行くプラン。
あと頭にチラ付いたのは、新田原の高台に上がると馬牧場があって、どこかのCPでウマの写真30点が撮れるかも~ということ。
残り時間を計りにかけて、また後でどうするか考えようということでとりあえず出発。
県道を西へ。走りやすい道路で快走。ディープホイール効果もあって時速40km/h前後をキープして気持ち良く走ります。
このまま、この県道を走り一ツ瀬川を渡り国道216に乗って西都市に入るか、北上して新田原の丘陵地帯に登ってポイントを取りに行くか。
決めたポイントを取りに行く。
県道を右折して坂を登り、丘陵地帯へ入ると、クンクンと家畜の臭いが満ちてくる。スタート前にサイトで調べたらこのあたりに馬牧場がある?かもしれない感じだったので期待感が膨らみます。
航空自衛隊基地のそばにある空の駅のCPに到着。ここに馬がいるはず!、、しかし、いない。それどころか馬牧場の気配さえない。あれ??
近くで農作業をしてらした方がおられたので、「この近くに馬牧場はありますか?」と尋ねてみると「馬牧場?聞いたことないよぉ」とのこと。
アカン
完全に見当違い。
ここに馬はいない。。。
たった30点のウマに拘り過ぎた。。
残り時間は2時間。
ここからどうするか
頭を整理するために、ロゲイニングMAPを広げ、現在地と全体図を確認。
選択肢は
①西都市方面をあくまで狙いに行く
②西都市までは行かず、新田原のポイントを取って、【橋】【うずら車】のCPと宝塔山という47点の高得点CPを取ってスタート&ゴールに戻るか。
の2つ。判断にかける時間も惜しい。さっと②の戦略を選択。そうと決めたらすぐに出発。
自衛隊基地の回りをぐるっと回り、ランチ&スイーツポイントで抹茶ソフトクリームを食べ、古墳群の案内板のCPを取り、ランチ&スイーツポイントの新緑園の抹茶ソフトクリームを食べよう!と思ったらソフトクリームは10月で終わりとのこと。
これは主催者の確認ミスやけど、こんなことはよくあること。ソフトクリームはないけど、別のすぐ食べれそうな食品を買って、採点の時にスタッフに説明して30点貰えたら良い、ということで気にせずサクサク行こう!
ここからは折り返し、新田原古墳群を南下。このあたりの風景が広々とした草原のようで実に爽快。
西都市まで行かない決断をしたので時間に少し余裕を持て、新田原古墳群から一ツ瀬川に下る道のりは実に心地良かったです。
MAPを確認しながら道間違いしないように一ツ瀬川の土手の道を走り、田園を横切る道路を走り、予想以上に早い時間で佐土原のCPがたくさんあるエリアに到着。
ここでボーナスポイント【橋】に関わるCP2つを取り、次は宝塔山47点を狙って移動。ここは事前説明で「道が通行止めになってるけど別ルートがあるので、そこを探して」と言われていたので、山の麓の愛宕神社のCPを取り、社の祭りで集まっていた方に、「この階段を登ったら山上の展望台まで行きますか?」と訊くと、「登って右の方に行ったら展望台があるよ」とありがたいアドバイスを頂けた。これは本当に助かる
ロゲイニングでは躊躇なく地元の方に道を訊けたりするコミュニケーション力も必要になりますね。
長い長い階段を自転車を担いで登りますが、自転車担ぎ上げ登山は得意中の得意。階段を登るなんて何てことはない。サクサクと登って山上の公園に出て展望台のある東屋へ階段を登り、47点の高得点CPをゲット。
対象物は展望台の足元にある方位図なのだが、競技が終わってから主催者から実はボーナスポイント【くじら】のシークレットは展望台のある東屋の屋根にあったことを知らされた。
私の中では、くじらシークレットについてはこの段階では完全に意識の外にあったので構わないのだけど、誰もあのCPの東屋の屋根にシークレットがあるとは思うまい。
主催者は競技開始前のルール説明の時に「宝塔山」について何度も説明していたのは、あそこにシークレットがあるよ、ということを皆にそれとなく伝えたからだと言う。
いやいやいや、それは誰に気付く人というのは恐しいほどに洞察力が高いに違いない。シークレットを発見して、くじらボーナス300点を手にした参加者がいたとしたらお見事としか言い様がないと思う。
結果的に、私はボーナスポイント【くじら】には早々に見切りを付けて、シークレットを深追いしなかったのは正しい選択だったと思う。
そうだ。
宝塔山の展望台のスロープを下るときに、ツルリと滑って落車スロープめっちゃ苔が生えて滑りやすくなってる。そう言えば、主催者がスロープは滑り易いから注意と言っていたなぁ。
落車はしたけど、幸い自転車は無事で体は道に右半身を打ち付けた痛みはあるけど大事ない。この時はあまり痛みを感じなかったけど、実は今でも痛みます。トホホ
宝塔山の階段を下って愛宕神社に戻ったのは14時25分。残り35分。後は広瀬地区交流センターに戻る前にいくつCPを拾えるか。スタート直後は開店前だったバニラスカイのソフトクリームポイント30点も欲しい。
急げ
佐土原エリアから県道326号を飛ばして東へ走り国道10号を南下して、序盤にスルーした16点のCPを取った時点で14時48分。あと12分。バニラスカイのソフトクリーム行ける
道間違いは許されない。しかし、急がなければいけない。この緊迫感が堪らない。
バニラスカイに到着してソフトクリームの写真を撮ったのが14時56分。くーあと4分。間に合うか
自転車で走りながらソフトクリームを2口くらいで食べきる。もうソフトクリームを味わっている余裕は皆無。
スタート直後、広瀬地区交流センター付近で軽く道迷いしたような事が起こったら確実に延着ペナルティだ。
来た道をガーミンGPSMAP64の履歴を見ながら慎重に急ぐ。長い信号待ちが恨めしい。
が青になった!
最後のダッシュで広瀬地区交流センターに飛び込み時計を見ると14時49分。
間に合ったと思い、カメラを撮ろうとしてガタガタ。慌てその時計を机から落としてしまう。
見守ってくれているスタッフの方々は私の慌てぶりに大笑い
こちらは必死なんやで
時計を机に戻してデジタルで時刻を撮る。時計はジャスト15:00。ペナルティか?と思ったけどセーフみたい。
ペナルティなく戻ってこれた安堵感と、ラスト40分の緊迫感でもうヘロヘロ。
会議室に戻って席に着きますが、疲労感と安堵感と、結果はどうなるかという緊張感で不思議な気分。妙にフワフワして落ち着かないです。
自己採点をしている時にボーナスポイント【うずら車】のCPを1ヵ所取り忘れていることに気付きました
宝塔山近くにあるCPなので、すぐ近くまで行っていたのに完全に単純な取り漏らしです。時間に追われて慌てていたとはいえ50点をみすみす失うことになってしまいました。
落ち込み気分を引きずったままスタッフに得点表を提出。CPの写真を見せて得点表を確認。他に写真の取り忘れやペナルティはなく828点という得点が確定しました。
そして結果発表。
50点の取り漏らしが響いて総合優勝は逃したかと思いましたが、何とか総合優勝を手にすることができました。
総合得点2位の参加者の得点は680点余りだったので結果的には100点以上のリードがありました。
総合優勝賞品は、宮崎カーフェリーの車1台乗船、一等船室のペアチケットという高額なものでした。
これは、このチケットを使ってまた宮崎においで!ということなので、必ず宮崎県にやって来たて宮崎を満喫したいと思います。
最後になりますが、第2回ひなたサイクルロゲイニングを企画、運営してくださったスタッフの皆様、ロゲイニングの準備はとても大変だったと思います。こちらは参加者として気楽に、かつ存分に楽しませて頂きました。ありがとうございます
また、この長い記事を読んでくださった皆様に感謝いたします。
追記。これからサイクルロゲイニングに参加する皆様へ。こんなにたくさんミスを重ねても優勝できます。参加者は皆、多かれ少なかれミスをしています。ミスったと思っても、最後まで粘り強く戦えば良いことあるかも~です(*^^*)
あっ!でも、少々のミスをしても何とかなる!っていう土台は周到な下準備があってこそですよ。
タグ :サイクルロゲイニング
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Posted by ひなた自転車協会 at 12:34 | Comments(0)
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