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Posted by みやchan運営事務局 at
 

三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さんが見た、第2回ひなたサイロゲ その7 うり坊編 ②

2019年12月31日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。

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さてさて、
うり坊サイロゲ奮闘記後編!

前編はこちら  →  


地図苦手。
土地勘なし。
道迷いの天才。
好奇心の塊。
おまけに足なしのこの私。

こんな私でも
思う存分に楽しめた宮崎ロゲイニング。

前半で随分と運を使ってきた訳なのですが、、
後編は大きな橋を渡るところからはじまります。

たしか去年は後半の大きな橋の先で何故か味噌1キロを購入し、大幅タイムロスに負荷を増やすという大失態
自分がまた思いつきで失態をおかさないか、、去年を思い出しながらの自分で自分を抑える戦いでもありました。

さあ、

地図をみると、次の目指す目標は
とにかく南、道なりに真っ直ぐ!
残り時間もこの時点で12時50分と微妙な感じ。。
私が最初にひとつだけ決めていたことは、14時には必ずゴール方面に向かって走ること。
全く知らない道を走ってる訳ですから
去年同様、どんなハプニングが起こるか分からないので、早めに早めに、落ち着ける体勢を心掛けました。
なにか心を奪われそうになったら、ぶつぶつとつぶやいておりました。「いらんことをしない。いらんことをしない。いらんことをしない。」
と、
ようやく目標物のメロンを発見!!
しかし!よくみると背景が違う!
どうやら反対車線の橋のメロンの写真を撮らねばならない様子。。
これも、フォトロゲイニングの面白いところ
うっかり指定物を間違えると点数をもらえないこともあるので、背景や角度、説明文もしっかり確認せねばなりません!
たまに引っかけもあるんです。
逆に、こういう細かい謎かけをしっかりおさえておくと、委員長のような完璧にみえて超おっちょこちょいな優勝候補に、勝てる光が射してくる訳です♪
ということで、
反対側のメロンへ向かおうとすると、、、
信号がないっっ!!
交通違反は大きな減点にもなるので、
ここにあった大きな交差点で斜め横断は当然出来ず、とりあえず、泣く泣く横断歩道を探しにさらに進むことに。
と、
ここでまたまた偶然みつけたポイントが。
グルメポイントです。
大きなカツで有名な定食やさん。
考えてみれば、
ここまで水一滴のむ余裕がなかったな~( ´_ゝ`)
ここでごはんを食べる余裕があるのか。。
悩んでいると、店先に2台ほどの自転車を発見!お?こんな時間でも他にも参加者さん入っるなら、、まあいけるかな。
と、胃、いや意を決して入店!!
店内では親子で2人、ごはんを食べておられました。
(あとで気づいたのですが、こちらの親子はロゲイニングとは全く関係のない地元のサイクリストさんでしたしかし、のんびり落ち着けたのはこちらの親子さんのおかげでしたね)
カツサンドを、、、と
注文したいところでしたが、
飲食店で働いている経験上、
やはり仕上がり時間をお店の方に聞くのが一番自分にもお店の方的にも都合がよいと判断して、お店の方に相談した結果、一番早く出来て、割りと手軽に食べられるカレーうどんを注文
これが正確だった♪
リーズナブルなのに、とっても美味しい!
旅行に来ただけだと
まあ、女子一人でなかなか入りにくい
外観の定食やさん(失礼。。)
でも、入ってみると優しくて温かくて、
お店の方もほがらかで。
なんか、良い時間だなぁ~と、
カレーうどんが出てくるまでの時間さえ
しみじみと噛みしめて楽しみました。
カレーうどんをズズズィっとすすって
満腹で、お店の方と気持ち良い挨拶を交わしたあと、残る橋ポイントとウヅラポイント、クジラポイントを集め回ります!
集めてた全てのボーナスポイントをゲットし終わり、時計をみると14時30分
まあ、全速力で帰れば10分15分で帰れる位置にいました。
マップをみると、近くにグルメポイントが。
時間的にはまたまた微妙。。
が、
コッペパンか。
コッペパン好きなやつやん。
頑張って走りました!!
奇跡的に迷わず到着!
しかし、コッペパンを持つ手には力が。
写真に写るコッペパンが可哀想…
もう、そろそろ余裕が無くなってきました。
あとは、真っ直ぐ帰るだけ!
だけど、、
これだけ順調で、
なんか景色も綺麗で
なんか、、まだ、帰りたくない。。
終わるのがもったいない…
なんて、
悲しい気持ちが。
と、そこに。
制限時間まであと10分のところで
視界に、みたことがある看板が。
キッと止まって、Uターン。
だって、
まだ帰りたくないのですもの。
見つけて、心は小躍りしてます。
今回のロゲイニングは
なんかソフトクリームのグルメポイントが多いなあと記憶していて、、
頭の片隅にあった写真とリンクしたのです。
確認するとやはり、グルメポイントでした!
意図したわけでなく
これぞ、また感覚で発見!
そして
3分弱で完食。
ソフトクリームをこんなに早く食べたのは
生まれて初めてですが、
でも、、美味しかった
そこから余裕のゴール!!
帰ってきて、私が集めたシークレットくじらは間違いだと気付き、、敗北を確信(´д`|||)
くじらに賭けていたのですもの。
しかし!!
呼ばれた点数は508点!!私やん!
ソロ女子3人中、、という少数の中ではありますが、それでも奇跡でしかありません!
実は2位の方とは、ほんの数点差だったと。
勘違いしてくじら羊羹買わなければ、、
偶然定食やさんに寄らなければ、、
コッペパンを諦めてたら、、
哀愁にかられなければ、、
ソフトクリームを素通りしてたら、、
(全部たべもの。。)
色んな幸運タラレバがぐるぐる
巡ります(゜ロ゜)
こんなことあるんや。。ほんと。
ニヤニヤが止まりません。
また言いますが、
うっかり、委員長を抜いて
総合優勝も夢じゃなかったんです!
わたしがうっかり撮った
天井シークレットのくじらに気付いて、
朝ごはんにグルメポイントを
もう一ヶ所回っていたら、、
うっかり総合優勝でした。
面白い展開やったのになぁ、、
本当に残念。
走れなくても、
地図よめなくても、
楽しんでたら何か起こる!
それがわたしがサイクルロゲイニングに
はまってるポイントで、、
また、地元の方が気にかけて下さり
ここは良いとこだよ~♪って。
所々で明るい声がとんできます笑
旅行では味わえない
地元感をしっかり味わえる旅を
短時間で堪能できるんですよね。
これは、ぜひ!
皆様にも味わって頂きたいなあと。
宮崎ロゲイニング!
運営してくださった皆様に
心から感謝いたします(*´∀`)
次は優勝狙いますよ~ 


 

三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さん 2回ひなたサイロゲを振り返る その6  

2019年12月30日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。

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プレイバック実走編

いにこれで本当の最終回

「第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎」を振り返る投稿も今回のプレイバック実走編で完了です。

これまで読んで頂いた皆様、今回が一番長い記事になりますが、一気に最後まで書き上げましたので、今しばらくのお付き合いをお願いします_(._.)_
作戦タイムも終わり、いよいよ参加者の皆さんが会場の広瀬地区交流センターを勢い良く出発して行きます。

私も作戦タイムに立てたプランに沿ってスタート最初に目指すのは会場からすぐ東にあるガス基地のCP。
会場を出て、皆は左折していくけど、私は右折(東)してGO

あれ、、、誰もいない、、と思ったら、右に出た道は有料道路が壁になっていてどこにも通じてないありゃりゃ。
だから、スタート&ゴール地点の周辺の道の確認は大事なんですね。今回はロゲイニングが始まったばかりのちょっとしたロスなので損害は少ないけど、これが1分、2分を争う終盤の大詰めだったら大変でした。

気持を落ち着かせて、元の道を戻り、皆と同じ道を後から追いかける感じで走ります。あーなるほどー!この辺りはこんな感じになっているのねー。
これまで何度も何度も繰り返して見返してきた地図の紙面上の情報と現実の道や風景とのピントが少しずつ噛み合ってくる。この感じが心地良い。
サクッとガス基地のCPを見つけて次は近くにあるランチ&スイーツポイントの「バニラスカイ」へGOソフトクリームを食べて30点ゲットだぜ!と思いきや、お店はまだ開いていなかった。

まぁまぁ、そんなことあるよね。ここは帰着する前に寄れば良い、と切り替えて次のCPを目指して北上します。
今回、スタート&ゴール地点から南方にあるCPたちは完全にスルー。だってボーナスポイントに関係するCPが全く無いのだもの。
ボーナスポイントの【うずら車】【ガス基地】【橋】【くじら】に関係するCPと、そのルート上にある高得点のCPだけに目星を付けて先に進みます。
近くにある低得点のCPは躊躇なくスルー。少しでも時間を省略して先に繋げる意識が大事。

CPを探して迷うことなく順調に獲得していくと、道すがらに開店している和菓子屋さんを発見。CP一覧表にはないお店だけど立ち寄って饅頭を買って写真を撮って、食べて15点ゲット(*^^*)

300点のボーナスポイントのある【くじら】は、1点と2点の低得点CPにシークレットがあると予測を立てた。そこでシークレットが見つからなければそれ以降は【くじら】のCPは追わない方針。

その考えを元に時間を割いて1点と2点という低得点CPに立ち寄ってみたが、そこにシークレットくじらはなく予想ハズレ【くじら】はスルー決定。
シークレットポイントの300点は大きいが、他の参加者も多分、発見していないだろうし、仮に発見されていたとしても、総合優勝を競う相手が見つけているとも限らない、と考えて棄てた。

北部エリアのガス基地のCPや近くのCPを順調に獲得していくと、なんと、白いウェアを着たスタッフを発見
やった!50点ゲット嬉しいなぁ。

スタッフの方は、「優勝候補に出会ってしまった!!」と慌てておられましたが、なんともラッキー
前回大会はスタッフどころか参加者も見かけない感じだったからねぇ。

北上エリアのCPを順調に巡り、スタッフポイントも取り、ランチ&スイーツポイントのチャンポンハウスたつやに立ち寄りました。
体力的に休憩は必要なかったので、本当は近くにあったコッペパンのお店で素早くランチポイントを稼ぎたかったのですが、ルートを外れていたので行かず、ルート上にあるこの店に入店しました。

CP一覧表のお店の案内に名物の「カツサンド」とあったので、これを食べないとポイントが貰えないと痛恨の勘違い()。名物の「カツサンド」を注文して、長い待ち時間に近くの土俵のCPをゲット。店に戻ってしばらくして、そのカツサンドはやってきた。

「えこれマジですか」

目を疑うような巨大なカツサンドが2つも皿に乗ってる。1つでもびっくりサイズなのにそれが2つもある。
目を凝らしてよく見ると、巨大なカツにペラッとした薄い食パンが貼り付いている。これで一応サンド。

まさにワラジのような薄く巨大な2つのカツの塊を目の前に「注文する品間違えたぁ」と笑いが込み上げてきます。
焼きそばを注文した隣の席のサイロゲの参加者はこちらをチラリと見てから悠々と焼きそば食べてた笑

「くっそー!食べてやる!」とビッグカツサンドにがぶり付いてみると、ソースが染み込んでなかなか旨い。旨いがボリュームがあり過ぎてなかなか減らない。。お腹も膨れてくる。これは恐ろしく高いカロリーだろう。

なんとか1個完食。2個目はさすがに無理、、、。お店の方にお願いして持ち帰りパックに包んで頂きました。ありがとうございました_(._.)_
まさかの巨大カツサンドのために待ち時間、食事時間で大きく時間を消費。

この時点で12時半くらいだったような。帰着制限時刻は15時なのであと2時間とちょっと。
ここからが正念場。

予定では、ここから一ツ瀬川北岸に沿って北西方面に走り西都原古墳群の160点を狙いに行くプラン。
あと頭にチラ付いたのは、新田原の高台に上がると馬牧場があって、どこかのCPでウマの写真30点が撮れるかも~ということ。
残り時間を計りにかけて、また後でどうするか考えようということでとりあえず出発。

県道を西へ。走りやすい道路で快走。ディープホイール効果もあって時速40km/h前後をキープして気持ち良く走ります。
このまま、この県道を走り一ツ瀬川を渡り国道216に乗って西都市に入るか、北上して新田原の丘陵地帯に登ってポイントを取りに行くか。
決めたポイントを取りに行く。

県道を右折して坂を登り、丘陵地帯へ入ると、クンクンと家畜の臭いが満ちてくる。スタート前にサイトで調べたらこのあたりに馬牧場がある?かもしれない感じだったので期待感が膨らみます。

航空自衛隊基地のそばにある空の駅のCPに到着。ここに馬がいるはず!、、しかし、いない。それどころか馬牧場の気配さえない。あれ??
近くで農作業をしてらした方がおられたので、「この近くに馬牧場はありますか?」と尋ねてみると「馬牧場?聞いたことないよぉ」とのこと。

アカン

完全に見当違い。
ここに馬はいない。。。
たった30点のウマに拘り過ぎた。。
残り時間は2時間。

ここからどうするか
頭を整理するために、ロゲイニングMAPを広げ、現在地と全体図を確認。

選択肢は

①西都市方面をあくまで狙いに行く
②西都市までは行かず、新田原のポイントを取って、【橋】【うずら車】のCPと宝塔山という47点の高得点CPを取ってスタート&ゴールに戻るか。
の2つ。判断にかける時間も惜しい。さっと②の戦略を選択。そうと決めたらすぐに出発。

自衛隊基地の回りをぐるっと回り、ランチ&スイーツポイントで抹茶ソフトクリームを食べ、古墳群の案内板のCPを取り、ランチ&スイーツポイントの新緑園の抹茶ソフトクリームを食べよう!と思ったらソフトクリームは10月で終わりとのこと。
これは主催者の確認ミスやけど、こんなことはよくあること。ソフトクリームはないけど、別のすぐ食べれそうな食品を買って、採点の時にスタッフに説明して30点貰えたら良い、ということで気にせずサクサク行こう!

ここからは折り返し、新田原古墳群を南下。このあたりの風景が広々とした草原のようで実に爽快。
西都市まで行かない決断をしたので時間に少し余裕を持て、新田原古墳群から一ツ瀬川に下る道のりは実に心地良かったです。

MAPを確認しながら道間違いしないように一ツ瀬川の土手の道を走り、田園を横切る道路を走り、予想以上に早い時間で佐土原のCPがたくさんあるエリアに到着。
ここでボーナスポイント【橋】に関わるCP2つを取り、次は宝塔山47点を狙って移動。ここは事前説明で「道が通行止めになってるけど別ルートがあるので、そこを探して」と言われていたので、山の麓の愛宕神社のCPを取り、社の祭りで集まっていた方に、「この階段を登ったら山上の展望台まで行きますか?」と訊くと、「登って右の方に行ったら展望台があるよ」とありがたいアドバイスを頂けた。これは本当に助かる

ロゲイニングでは躊躇なく地元の方に道を訊けたりするコミュニケーション力も必要になりますね。
長い長い階段を自転車を担いで登りますが、自転車担ぎ上げ登山は得意中の得意。階段を登るなんて何てことはない。サクサクと登って山上の公園に出て展望台のある東屋へ階段を登り、47点の高得点CPをゲット。

対象物は展望台の足元にある方位図なのだが、競技が終わってから主催者から実はボーナスポイント【くじら】のシークレットは展望台のある東屋の屋根にあったことを知らされた。

私の中では、くじらシークレットについてはこの段階では完全に意識の外にあったので構わないのだけど、誰もあのCPの東屋の屋根にシークレットがあるとは思うまい。
主催者は競技開始前のルール説明の時に「宝塔山」について何度も説明していたのは、あそこにシークレットがあるよ、ということを皆にそれとなく伝えたからだと言う。
いやいやいや、それは誰に気付く人というのは恐しいほどに洞察力が高いに違いない。シークレットを発見して、くじらボーナス300点を手にした参加者がいたとしたらお見事としか言い様がないと思う。

結果的に、私はボーナスポイント【くじら】には早々に見切りを付けて、シークレットを深追いしなかったのは正しい選択だったと思う。
そうだ。

宝塔山の展望台のスロープを下るときに、ツルリと滑って落車スロープめっちゃ苔が生えて滑りやすくなってる。そう言えば、主催者がスロープは滑り易いから注意と言っていたなぁ。

落車はしたけど、幸い自転車は無事で体は道に右半身を打ち付けた痛みはあるけど大事ない。この時はあまり痛みを感じなかったけど、実は今でも痛みます。トホホ
宝塔山の階段を下って愛宕神社に戻ったのは14時25分。残り35分。後は広瀬地区交流センターに戻る前にいくつCPを拾えるか。スタート直後は開店前だったバニラスカイのソフトクリームポイント30点も欲しい。

急げ

佐土原エリアから県道326号を飛ばして東へ走り国道10号を南下して、序盤にスルーした16点のCPを取った時点で14時48分。あと12分。バニラスカイのソフトクリーム行ける

道間違いは許されない。しかし、急がなければいけない。この緊迫感が堪らない。
バニラスカイに到着してソフトクリームの写真を撮ったのが14時56分。くーあと4分。間に合うか
自転車で走りながらソフトクリームを2口くらいで食べきる。もうソフトクリームを味わっている余裕は皆無。
スタート直後、広瀬地区交流センター付近で軽く道迷いしたような事が起こったら確実に延着ペナルティだ。
来た道をガーミンGPSMAP64の履歴を見ながら慎重に急ぐ。長い信号待ちが恨めしい。
が青になった!

最後のダッシュで広瀬地区交流センターに飛び込み時計を見ると14時49分。
間に合ったと思い、カメラを撮ろうとしてガタガタ。慌てその時計を机から落としてしまう。
見守ってくれているスタッフの方々は私の慌てぶりに大笑い

こちらは必死なんやで

時計を机に戻してデジタルで時刻を撮る。時計はジャスト15:00。ペナルティか?と思ったけどセーフみたい。
ペナルティなく戻ってこれた安堵感と、ラスト40分の緊迫感でもうヘロヘロ。

会議室に戻って席に着きますが、疲労感と安堵感と、結果はどうなるかという緊張感で不思議な気分。妙にフワフワして落ち着かないです。
自己採点をしている時にボーナスポイント【うずら車】のCPを1ヵ所取り忘れていることに気付きました

宝塔山近くにあるCPなので、すぐ近くまで行っていたのに完全に単純な取り漏らしです。時間に追われて慌てていたとはいえ50点をみすみす失うことになってしまいました。
落ち込み気分を引きずったままスタッフに得点表を提出。CPの写真を見せて得点表を確認。他に写真の取り忘れやペナルティはなく828点という得点が確定しました。

そして結果発表。

50点の取り漏らしが響いて総合優勝は逃したかと思いましたが、何とか総合優勝を手にすることができました。
総合得点2位の参加者の得点は680点余りだったので結果的には100点以上のリードがありました。

総合優勝賞品は、宮崎カーフェリーの車1台乗船、一等船室のペアチケットという高額なものでした。
これは、このチケットを使ってまた宮崎においで!ということなので、必ず宮崎県にやって来たて宮崎を満喫したいと思います。

最後になりますが、第2回ひなたサイクルロゲイニングを企画、運営してくださったスタッフの皆様、ロゲイニングの準備はとても大変だったと思います。こちらは参加者として気楽に、かつ存分に楽しませて頂きました。ありがとうございます

また、この長い記事を読んでくださった皆様に感謝いたします。

追記。これからサイクルロゲイニングに参加する皆様へ。こんなにたくさんミスを重ねても優勝できます。参加者は皆、多かれ少なかれミスをしています。ミスったと思っても、最後まで粘り強く戦えば良いことあるかも~です(*^^*)

あっ!でも、少々のミスをしても何とかなる!っていう土台は周到な下準備があってこそですよ。 


 

【三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さん第2回ひなたサイロゲ その5

2019年12月17日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。

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いよいよ『第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎』振り返り最終回、いよいよプレイバック出走まで編です。ここまで長かったぁ。

サイロゲの舞台となる地域の情報収集や自転車の準備や装備についてはこれまで述べてきた通り。

では、それらの事前準備を踏まえて、実際の『第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎』という競技にどう臨んだのか、「サイロゲ設定者の意向や傾向を読み取り、競技の構成に対するイメージを何段も重ねて持っておくこと」という、事前準備の最終段階についても触れながら、時系列に沿って記述していこうと思います。
宮崎カーフェリー乗船

去年は同行のSCMCメンバーうり坊のとんでもない迷走っぷりであやうく乗船出来なくなる騒動があり、今年はそんなことが起こらないように十分にどやし付けてきました。
フェリー乗り場近くの駐車場(24h最大料金設定がある)は1ヶ所しかなく、しかも6台しか留めれない。まず、クルマをこの駐車場に無事に留めることから宮崎への旅は始まります。

これについても色々ありましたが、ここは割愛しまして、、二人とも無事に余裕を持って乗船することが出来ました
船中の二等船室でボジョレーヌーボーを飲みながら、翌日に備えてガーミンGPSMAP64にスタート&ゴール地点や重要な交差点にポイントを打ち込んだりしながら地図をチェックをして就寝。ざこ寝の二等船室ですが、どんな場所でもすぐにグッスリ寝れて、しかも寝起きもすっきり即座にテキパキ動けるのが自慢
下船の際、船内1ヶ所しかない乗客下船出口前は乗客の長い行列が出来るのは前回で学習済み。

荷物と輪行袋を抱えてのエスカレーターの移動を乗客で込み合う中では出来ないので、混雑を避けて先頭で下船するために着港の1時間前から出口前でスタンバイ。
今回は7時半に下船してすぐにサイロゲ会場に向かわないと、輪行をほどいて自転車の準備をする時間が確保できません。そこでサイロゲ主催者の方に港までクルマで迎えに来てもらうことに。

一番に下船してお迎えのクルマを待ちますが、そこでお迎えに来られた方とうまく合流できず会場入りが遅れてしまいました。
会場に向かう車中で参加者の人数を聞いてびっくり去年は20名ほどだったのに今回は60名の参加者が集まっているとのこと。主催者の努力が忍ばれます。
会場に到着して輪行をほどき、なんとか自転車の準備は整いましたが、開会式が始まるまでに予定していたスタート&ゴール地点の広瀬地区交流センターの周辺の道の実地調査は出来ませんでした。

こんな想定外な事が起こるのもサイロゲのうち!とあまり気にせずスタートに向けて気持を整えます。
他の参加者さんの自転車を眺めてみると、ロードバイクが多いのですがクロスバイクや小径車、マウンテンルックな自転車もそこそこあったりで、競技志向な参加者も多いけどファンライド的に楽しむ感じの方もそこそこいてはるなぁという感じ。

ロードバイクにマップボードを備えたり、サイロゲにあたっての工夫を特に備えた自転車はあまり見られませんでした。

さぁ、開会式。

会議室にはいっぱいの参加者さん。主催者さんとしては嬉しいけど、緊張の場面でしょうね
まず宮崎県サイクリング協会の理事さんのご挨拶。そして配布された用紙を読みながら主催者によるルール説明を聞きます。

ここ大事ですよ

基本ルールは事前からアナウンスされている内容と同じなので既に確認済。重要なのは、先ほど配布されたばかりの今回の得点ルール。
ボーナスポイントとスペシャルポイント、ラッキーポイント、ランチ&スイーツポイントなどの加点要素とペナルティについてしっかり確認します。
私の目標はいかに効率良くたくさんの得点を取って総合優勝を手にすることなので、その結果を得るために考えた私なりの方法を以下に記述していきます。

ボーナスポイント
【うずら車(2か所)】50点
【ガス基地(3か所)】70点 
【橋(5か所)】100点
【くじら(7か所)】300点
*ただしくじらポイントの1つはシークレットで、全CPの中のどこかで見つけることが出来るそうです。

全のチェックポイント(CP)のうち、上記の指定されたCPのポイントを得ると、通常得点プラスボーナスポイントが得られます。
ボーナスポイントは通常のCP得点と比べて得点が高いので、ボーナスポイントいかに獲得しながらCPを取るかが大事です。ボーナスポイントを取るためであれば、得点の低いCPは無視して、ボーナスポイントに絡むCPを取りに行くこともコツです。

ここでは、シークレットのくじらを見つけないといけない【くじらポイント】がクセ者ですね。
300点の配点は魅力的ですが、全てのCPの中のどこかに「シークレットがある」という時点で8割方【くじらポイント】は狙わず、普通に取れる【うずら車50点】【ガス基地70点】【橋100点】を狙いに行く方向をメインにする、となんとなく決めました。

この時点ではまだ肝心のロゲイニングMAPを見ていないので、ぼんやりとそんな風に考えただけですが。

あと、ランチ&スイーツポイントの得点や制限についても入念にチェック。
最大5店舗までで、リストにない店舗で購入したものもポイントに入ること、購入した食品やメニューとともにCP一覧表にある大会ロゴ写真を一緒に取ること、店名が分かる写真も撮ることがランチ&スイーツポイントの取得条件であることをしっかり確認します。こういう条件を見落とす人がいるんですよね。入念にチェックです。

得点がいくらなのかはこの段階では分からないのですが、経験上こうしたポイントは割高なんです。地域のお店にたくさんのサイクリストが立ち寄ってもらうことはイベントとして必要なことなんです。そのためポイントは高めに設定されている事が多いです。
このようなグルメポイントはポイントをお金で買う、という批判もありますが、そのために店舗数制限が設定されていますし、実際に注文したメニューを食べきる胃袋の強さもロゲイニングに勝つための条件です。

注文したものを食べ切らずに残したり、購入しただけで食べないでおくという手段に訴える参加者もいるかも知れませんが、それは個人のモラルの問題ですね。
あと、ラッキーポイントとして、動物や見回りスタッフと遭遇すれば追加得点という項目がありました。

ウマ30点
ノウサギ100点
スタッフ50点

これは運次第です。ノウサギなんか運良く遭遇しても、その時に上手く写真を取れる可能性はかなり低いです。ウマは、どこか牧場に近いCPがあるのかな、、。新田原の高原地帯にはウマ牧場があってウマが見えるポイントがあるのかも??と思ってしまったのが、結果的には考え違いでしたね。。

そんかこんなの思考を巡らせているうちにルール説明が終わり、ロゲイニングMAPを見て作戦を立てる時間がやってきます。
主催者は捕捉説明として、あるCPに至る道が一部工事で通行止めになっているが、別ルートでそこには行けますよ、と。そこは苔の生えた道になっているので下りで滑らないように注意してくださいね~と注意を促していたような声は聞こえましたが、こちらはMAPを見るのに必死。

作戦タイムに入り、私は部屋を出て廊下にロゲイニングMAPとCP一覧表を広げ、まずはボーナスポイントのCPとランチ&スイーツポイントの店の場所の確認をして、今回の作戦を考えました。
ロゲイニングMAPを見て、注目すべきポイントが一つ。
今回のサイロゲの舞台である西都市の有名スポット【西都原古墳群】は「古墳で興奮」なんて主催者好みのダジャレのポイントが設定されていて、西都原古墳群の中にある6つのポイントを全部取れば160点という割高のポイントが設定されていました。
これをどう捉えるか、、。

ロゲイニングは短い時間である程度の方針を決めねばなりません。最初から行き当たりばったりは良くない。基本方針を定め、それに沿って行動し、状況が変わればその都度、柔軟に作戦の修正をしていくという姿勢が必要です。

得点ルールと配布されたロゲイニングMAPを見て、次のような作戦を立てました。

①【うずら車】【ガス基地】【橋】の3つのボーナスポイントを取る。
②予定ルート上にあるランチ&スイーツポイントを可能な限り取る
③くじらポイントのシークレットは、得点の低いCPにあるのでは?と予測。そこでシークレットを見つけられなければくじらポイントは捨てる。
④西都原古墳群の160点のポイントは余裕があれば取りに行くが、帰着時間を考えて無理はしない。
こんな方針を立てました。作戦ルートは写真にあるように、スタート&ゴール地点を出て北上してボーナスポイントのCPを取り、新田原付近の道を横断して、西都原古墳群を目指し、スタート&ゴール地点に戻りながら、残りの【橋】と【うずら車】のポイントを取って帰着する。

さぁこのプランは達成できたのか

この続きは次のサイクルロゲイニングプレイバック編でお届けしましょう!

続きは以下


 


 

三田篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さん、第2回ひなたサイロゲ その4 ロゲイニング事前準備②

2019年12月16日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。

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サイクルロゲイニング事前準備②

「サイクルロゲイニングに相応しい装備とは」

「第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎」の長い長いレポートの続きです。

今回は私が上記のサイクルロゲイニングのために備えた自転車や装備などについて述べています。

①自転車について
サイクルロゲイニングは基本的に自転車に乗って走り、チェックポイントを巡ることが条件になっています。特に説明がなければサイクルロゲイニングは舗装された道路を自転車で走って大部分のチェックポイントに辿り着ける設定になっている筈です。

一部には舗装化されていないグラベルを走る必要があったり、自転車を担いで階段を登ったりしないと辿り着けないチェックポイントもあるかもしれませんが。
また、都市部の込み入った街中のみを舞台にしたサイロゲなのか、山岳エリアや里山地域を含む郊外型のサイロゲなのかによって自転車の選択は分かれます。

第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎の公式HPによるアナウンスを読む限り、広範な範囲を含む郊外型のサイロゲであることが予測されました。
となると、今回のサイロゲで高得点を狙うなら効率良く舗装路を移動できる自転車、即ちロードバイクで参加するのがベストな選択です。これは断言できます。

都市部や市街地限定のサイロゲであれば、高価なロードバイクよりもスタンドが付いていて自転車をとめやすく、盗難に合っても大泣きせずに済む安価な自転車や公園など様々な路面を走ることができるMTBの方が有利な場合があるかもしれません。

郊外型のサイロゲであっても、のんびりゆったりグルメや観光目的のファンライド的に参加するなら、小径車でもクロスバイクでもMTBでもロードバイクでも構いません。目的に合わせて楽しめる自転車を選択すれば良いと思います。

また、ロードバイクの種類にも色々とありますが、どのような種類のロードバイクを用意するかは、そのサイロゲの範囲となる地域の特性や自分の戦略に合うものを用意すべきでしょう。

山岳エリアのチェックポイントを狙いに行く戦略なら軽量カーボンロードバイクが適しているでしょうし、平坦メインで攻めるなら最近の主流であるエアロロードが最適でしょう。
速く走る、という目的だけを考えると上記の選択で間違いないと思います。

しかし、今回僕が用意したのは軽量カーボンロードでもエアロロードではなくスチール製のロードバイクです。
もともとはグラベルロードとして設計し、今はシクロクロスを走るためにカーボンフレームとVブレーキに換装したシクロクロス用の自転車です。頑丈で重いですが、オーダーメイドバイクなので乗り味は最高です。

それと、サイロゲには関係ありませんが、サイロゲ終了後はテント泊を考えていたので、リアキャリアのダボ穴があるこの自転車を選びました。
また、フェリーで輪行して宮崎にくるので、スチールフレームの方が多少雑に扱っても破損に強いという安心感があります。つまり、サイロゲの事だけではなく、今回の宮崎入りの日程全てを考慮した上での選択になりました。

僕が宮崎市民であれば、手持ちの軽量カーボンロードバイクで参加していましたが。。ちなみにエアロロードは持っていません
フレームはスチール製の重量感のあるロードバイクですが、今回のサイロゲは山岳エリアはなく、平坦地、もしくは丘陵地域がメインとなったので、ホイールは50mmハイトのディープホイールを履かせています。平坦の直線路を走るにはディープホイールは明らかにアドバンテージがあります。タイヤはパンクに強いパナレーサーのRACE EVO3 D typeです。多少のグラベルを走る可能性も考慮するとパナレーサーのグラベルキング26Cあたりでも良いかもしれません。

サイクルロゲイニングでパンクは絶対回避したいとにかくパンクに強いタイヤが望ましいです。
ペダルは歩きやすいSPDです。古いMTB用のシマノのシューズを履いてます。カーボンソールの歩きにくいシューズなんて論外ですよ。サイロゲは結構、歩いたり階段登ったりしますからね。

②ロゲイニング用MAPを自転車に搭載するためのマップボードを装備する

今回のサイロゲの参加者の自転車を散見した限りほとんどがロードバイクでしたが、自転車を走らせながらMAPを見れるようなマップボードを装備した自転車をほとんど見かけませんでした。

サイロゲにはマップボードはマストアイテム。ハンドル回りが多少窮屈になりますが、この装備なしにサイロゲに参加することは考えられないくらい役に立ちます。逆にマップボードを備えていない参加者はどのようにMAPを見ているのか気になるくらいです。

僕自身のこれまでのMTBラリーやサイロゲの経験からマップボードの製作にはかなり年季が入っており、様々な試行錯誤を経てここに辿り着いています。
今回のサイロゲで使用したマップボードは、扱いやすさ、耐久性、製作費用、製作の容易さなどあらゆる面での自信作です。

ハンドルバーエクステンダーにキャットアイのフレックスタイトブラケットを2個留めて、安い合板をコクヨのソフトクリアーケースA4サイズに合わせてカットし、角を落としてビニールテープで補強したものを、インパクトで2箇所穴を開けてキャットアイのライトアタッチメントをボルトで2箇所固定して完成。

以前は合板ではなくアクリル板を使っていましたが、落車した時等に割れてしまうので、高価なアクリル板をやめて、安価な合板に切り替えました。全く問題ありません。
ロゲイニングMAPはコクヨのソフトクリアーケースA4サイズに入れ、100均で買えるマジックテープバンド2本でボードと固定します。
ソフトクリアーケースにMAPを収納するので雨が降ってもMAPは濡れません。

しかし、安物のソフトクリアーケースはファスナーがすぐに壊れます。コクヨ製の物は未だファスナーが壊れたことがありません。
バンドによる固定は安くつく上に固定力が抜群で下りでかなりの速度を出しても風圧に負けることはありません。しかも、クリアーケースの脱着も簡単でMAPの出し入れも容易です。現状、この仕組みに勝るマップボードを思い付きません。

②現在位置を把握するためのGPS機能付きMAP搭載のガーミンなどのサイコン、もしくはスマホ

サイクルロゲイニングのチェックポイントは与えられるMAPに記載されているので、そのMAPを読みながらチェックポイントを探すのですが、大会によってGPS機能付きのサイコンやスマホなどの機器の利用が制限なく使える事が多いです。
まれにそうした機器の使用が制限されて、紙のMAPのみを使用してチェックポイントを探すロゲイニングやラリーもあります。

ひなたサイクルロゲイニングin宮崎の大会では電子機器は無制限に使用できるのでこれを使わない手はないでしょう。
現在地把握はスマホのGPS機能が有効でしょう。スマホのGoogleマップは情報量も豊富で見やすく縮小と拡大がしやすいので効率的です。
ガーミンEDGEシリーズに搭載されているMAPは現状どれくらいの精度になっているか分かりませんが、スマホの電波が届かないような場所なら有効でしょう。

私は補助的にガーミンGPSMAP64sを使用しています。掲載しているのは地形図なので山中でのMTBラリー用ですが、簡略された都市地図も入っているので現在地把握には有効です。ポイント登録も出来るので、スタート&ゴール地点や、基準となる地点に競技開始前にポイントを打ち込むことが出来るのはかなり便利です。今回のロゲイニングの最終局面ではこいつに助けられました。

③サイコンやスマホに給電するためのモバイルバッテリーとそのモバイルバッテリーを入れておくバッグ

トップチューブバッグやフロントバッグでも良いですが、それぞれ欠点もあります。あまり欠点がなく使いやすいのがステムポーチと呼ばれる円筒状のバッグです。
これがまた素晴らしく使い勝手が良いんです。給電用のモバイルバッテリーを入れておくのはもちろん、書き込み用のペンや補給食を忍ばせておくのにぴったり。そして、処理が面倒な補給食やグルメポイントで購入して食べたパンやソフトクリームなどの袋のゴミ入れとして重宝します。

④チェックポイントの対象物を撮影するためのデジタルカメラ

今のところ、たいていのサイクルロゲイニングではチェックポイントに到達したかどうかの判定を写真撮影で行います。つまり、サイロゲの最中に写真撮影が出来なくなるのはギブアップ同然の事態です。

参加者の皆さん、ほとんどスマホで撮影されてますが、私はデジカメ派です。写真を撮影するスピードや扱いやすさはデジカメとあまり変わらないと思いますが、スマホを頻繁に出し入れすることで落下して故障する可能性が上がります。

私は耐久性の強いデジカメにストラップを付けてリュックに取り付け落下を防ぎ、予備のSDカードも持って行きます。デジカメが取り出しやすいようにリュックのショルダーベルトにデジカメを入れる小さなバッグを取り付けています。

万が一、このデジカメが故障しても、スマホを予備のカメラとして使えますが、安物のデジカメ一台を予備として持っておいても良いかもしれませんね。

飽きずに読んで頂いてありがとうございます_(._.)_

その5へ  
 


 

三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さんが見た、第2回ひなたサイロゲ その2 うり坊編 ①

2019年12月09日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。


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こんばんは♪

奇跡の女子ソロ部門勝者のうり坊です(*^-^*)


委員長のサイロゲレポのあまりに熱くしつこい感じをみかねて

ちょっと箸休めなうり坊サイドのほんわりと、大会レポート第1弾を挟ませて頂きます

昨年のドタバタとはうって変わってあまりに順調すぎる快進撃(*^-^*)

よほどにO氏が怖かったんですね。

行きの船の駐車場にたどり着くまではずっと心臓の血が引いた状態での運転。

今回は私が先に駐車場に着いてO氏を急かせてやろうと乗船受付前には到着できるよう

昨年より2時間も余裕をもっての出発!!

が!!

こちらが職場からさあ出発!

と同時にO氏から「駐車場到着!」とのメッセージが、、

こ、怖い。。

なんでこんなに早いんでしょうかこの人、、

よほどに心配性なんでしょうね…

この辺りに血液型の本質が見受けられますね。

しかしここで動揺してはまた昨年の悪夢を繰り返しかねない!

とにかく、いらんことをしない。

Google先生を100%信用して言われた通りにだけ!従うことに専念しました。

内心ヒヤヒヤ。。だけど、

Google先生に従うこと40分程の道のり。

奇跡的に難なく到着!!

しかも、あの昨年満車で難儀した駐車場にもスイッと駐車完了!

なんとも幸先の良い。。。スタート

スムーズ過ぎて不安になるほど

無事宮崎港にも着き

事前にYouTubeの団長さんの輪行指導動画で学んだ輪行手順のお陰で自転車の荷ほどき&ロゲイニングセッティングも難なく手助け無しでクリア!

わたしは委員長とは正反対な感じで事前調査やら予備知識、予習は全く頭にいれずに楽しむことにしたので、本当に余計なことを考えずに出たとこ勝負。

というのも前回の参加経験から初心者にも、、足がない人間にも優勝を狙えるルートを必ず組んで下さってるハズだ!と信じていたからです!!

マップ製作者の心をマップを通じて感じとる。

それもまたサイロゲの楽しみ方のひとつだと私は考えております(*^-^*)

そこから、優しさだとか遊び心が伝わって、なんとも暖かい気持ちになるのです。

いざ、マップが配られシンキングタイムに突入!!となって、私がまず最初にしたこつとはボーナスポイントの箇所と写真を色分けして分かりやすくした。

あとは、全体マップに進む方向を矢印した。

だけ。

なんやかんやしても、考えてもわからないものはわからないし

まあ、行き当たりばったりが私には向いてるのでシンプルにシンプルに。

スタートして、みんなザザッと行ってしまったあとも諦めから始めたわたしはゆっくりゆっくりの準備。

だって、焦っても分からないんですもん。

なので、最初に目標にしたのは名前がハッキリしてて分かりやすそうな神社。

事前に「このルートは行き止まりになってるので別のルートを見つけて下さい」

との説明があったチェックポイントになっている展望台が神社の近くにありましたが、私が別のルートもなにも
分かるはずも無いので、そこは坂が多そうな上に滑るようなこともおっしゃっていたので、展望台は当然無視して通りすぎることに。が、、そのはずだったんですが、神社を目指し走り進めたそんな私の目の前にはあるはずもない行き止まりの看板。

事前説明にあった行き止まりルート。

うーん、おかしいぞー

絶対行かない!と決めたのに一番最初に吸い寄せられる不思議。

なんか嫌な予感。

仕切り直して別のルートで神社を目指すことに。

と。

そこに後方から「今年はマップ落としてないですかー」とのお声が。。

なんと!

前回大会でマップを落としたわたしに奇跡的に現れて親切にマップのお写真を撮らせて下さった幸運の天使のファミリー!

ひゃ~♪

なんとも嬉しい再会!!

奇跡の出会いからずっと感謝して過ごしてきたんです(*´-`)

と!

少し先でキュッと止まるファミリー。

ん?なんで止まったんや?

私にはまったくわかりませんでしたが目の前にくじらようかんの看板が目に入りその先にチェックポイントになっているバス停を発見!!

これはまた幸運の天使ファミリーが運をもたらせて下さいました!

ひとつめのチェックポイントゲット!

実はくじらにまつわるチェックポイントは7つあり、ドラゴンボールのごとく、7つ集めると300点という髙得点をもらえるという嬉しいボーナスが。

しかし、くじらのボーナスポイントには7つのうち、ひとつだけシークレットというのがあり、普通のチェックポイントの中に隠されていると説明があったのです。

ファミリーがいたチェックポイントはくじら指定されていないポイントだったので、私は何を勘違いしたのか、バス停とともにうつるクジラのイラストの入った暖簾がシークレットなんだ!

と確信してしまいました。

ここは、いつものうり坊です。

幸運ボケも重なり、何も疑うことなくニヤニヤとここでひとりワクワクとクジラ集めの旅がはじまりました。

今考えると、この麻痺状態が良い起爆剤になったようにも感じます。

ファミリーの後を付けてはフェアじゃない!ということで、

クジラ集めに狂ったわたしはクルリと逆に方向転換をし、現在地がハッキリしたということもあり、最初に目指していた神社へのルートを
探しました。

なにやら足場の悪い急坂が続き、山道が続く道をひたすら登る。お得意の野生の勘のみで上へ上へと。

と?

たどり着いた先に。。

なんか高台があるぞ?

しかも人がいるし、手を振ってるし、指笛で合図もしてくる。

宮崎の方は本当に暖かい方ばかりなので、参加者さんがこっちだよーって

教えてくれているんだと疑うことなく誘われるままにそちらに向かうことに。
と?!

よくみればスタッフさん!!

実はスタッフを見つけたら50点のボーナスポイントが頂けるのです!

これはラッキー!と駆け寄ると!

なにやらやらかした感の含み笑いのスタッフさん笑。

話を聞くと、私をスタッフさんと間違えたらしくうっかり誘導してしまったとのこと~

なんという奇跡笑。

わたし、もってますね。

しかもこのチェックポイント、、先出しで書いていた行き止まりの先の危険なルートの先にあるはずの展望台。

神社を目指してたはずなのに、なぜか高得点の展望台にたどり着いたという。。

わたし、もってますね。

しかも。。

じつは、、

ここで更なるラッキーが近くに存在していたのです。

7つのシークレットクジラがじつはこの展望台の天井にあった。。

しかし、わたしはこの時点でシークレットはゲットしたと幻想に支配されていたので、、何も調べることもなく、見渡すこともなく、、疑うこともなく。。

景色と幸運に喜び、その場をあとにしてしまいました。

あとで気づいたのですが、写真撮影専用にしていたiPhoneでミスで撮影していた写真に天井がかすかにうつっていたという、、

もしここでこれに気づいていたらわたしは委員長を差し置いてうっかり総合優勝するところでした。

危ない危ない。

この展望台付近はシクロやら偶然の担ぎ登山やらで培ってきた担ぎ技術でほいほいっと階段やらのりめんを難なく楽しく登ったり降りたり沢山のクジラポイントもゲット!( ・∇・)

ついでに拾った橋、うずら車のポイントもゲット!

もうちょい北上したら古墳群の大きなポイントが待ち構えていたのですが、、

実はフェリーで早朝に出会ったおじさまと少しお話させて頂いたのですが、その時、「とても大きい古墳群がある!」と聞いていて、、

地図でその古墳群がチェックポイントに入ってるのをみつけた時点であ、これは私にとっては罠やな。

と捉えているポイントでした。

少し迷った末、走力と時間を考え、北上は諦めてくじらを求め、

南下していくことに!

うり坊サイド第2弾へつづく、、、 


 

【三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さんが見た、第2回ひなたサイロゲ その1 振り返り①

2019年12月07日

以下は、第2回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックからの投稿を転載させていただきます。

昨年の記事は こちら → 


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はじめに

またしても、文章ばかりで長くなりますが、興味のある方はぜひ一読くださいね(^o^)

これを読んでサイクルロゲイニングをやってみたいかもって思ってくれる人がいると嬉しいです。

今朝、宮崎からフェリーで神戸港に帰ってきて、灘温泉のサウナに入って汗を流してそのまま仕事へGOさきほど、久しぶりに帰宅ようやく一息入れることができたfumitaroです。

 猪名川町のサイクルロゲイニングに参加して以来サイロゲの面白さに惹かれ、ここ数年、サイロゲを企画したり運営のお手伝いをしたり、参加者となったり色々と楽しんでいます。

 更に、サイロゲを通じて知り合った宮崎県サイクリング協会の濱田さんとのご縁で互いに関西と宮崎を行き来してサイロゲを楽しんでいます。

 今回、2回目の参加となった「第2回ひなたサイクルロゲイニングin宮崎」では総合優勝を勝ち取ることができましたが、結果はおまけみたいなもので、集計結果が終わり発表があるまで、自分がどのくらいの位置にいるかあまり分かりません。

 ロゲイニングの競技中はひたすら必死で、1秒たりとも無駄に出来ない緊迫感で常に焦りを感じながら、数時間に及ぶ競技時間を過ごします。特に僕がエントリーしたのはソロ部門なので、競技中に起こる全ての事を1人で対処しないといけません。

 その緊迫感が最高に楽しいのですが、チェックポイントがうまく見つけられない、メカトラ発生、立ち寄る筈の店がまだ開いていない、時間的に想定していたコースの変更を余儀なくされる、等々、常に行動の修正を重ねながら、その場での最善を判断を何度も重ねないといけない。

 その数々の判断のうち、リスクと隣り合わせの瀬戸際の状況で最適解を見事に引き出した素晴らしい判断というものもあれば、当然そうだろう、という無難な判断もあったり、あの判断は少し間違っていた、というものも勿論何回もあるのでしょう。

上質の判断や無難な判断、ちょっとした間違い、取り返しの付かない判断ミス、色々とありますが、競技中に重ねていく無数の判断の平均的な質を高めることがサイロゲには重要だと思います。

その判断の質を高めるために欠かせないのがサイロゲにおける事前準備です。

 しかし、特段の事前準備をせず、予備知識を持たずにロゲイニングに飛び込んだ方が面白い❗という考え方もあると思います。

面白い、面白くないは個人の主観なので何とも言えません。

 しかし、それで勝てるとしたら、事に臨んでその場その場で繰り出す判断の1つ1つの質が極めて高く、その裏付けとなる洞察力や観察力、地理的理解の素地が素晴らしく高いということだと思います。

自分にはそのような能力は無いと思っているので地道な下準備がやはり必要と考えています。凡人の悲しさです

サイクルロゲイニングの事前準備には大きく3つあると僕は思います

①競技の舞台となる地域の道路状況や地形、チェックポイントになりそうな観光名所の把握、などを含めた地域理解。

②自転車の装備。参加するサイロゲに相応しい装備をいかに整えて本番に臨めるか。

③サイロゲ設定者の意向や傾向を読み取り、競技の構成に対するイメージを何段も重ねて持っておくこと。

以上の3つです。どれも重要です。

このうち③については、個人的に設定者を知っている事が大きな判断の根拠になると思いますが、そうでなくとも調べる意識があれば過去の大会の情報や主催者のSNS発信などを手懸かりに判断の根拠となる欠片を集めていくことは可能です。

次の投稿ではその3つの事前準備の中味について具体的に述べていくことにします。

 


 

第2回ひなたサイクルロゲイニング基本ルールを公開します。

2019年11月20日

得点ルールは当日9時40分から行うオリエンテーションで説明します。

遅刻すると大事な説明を聞き逃して不利な展開になりますのでご注意くださいませ!


1.ゲーム開始前に配付する地図(3枚)にチェックポイント(以下「CP」という。)が記載されています。

 CPにはアルファベットと数字を組み合わせたコードが付されています。コードは地図のエリアを示し、数字は得点を表しています。CPの配置を読み解き
ながら、狙ったCPを巡り、高い得点を獲てください。

 作戦に必要な筆記用具等と地図やCP一覧を持ち運ぶリュック等を持参してください。

 CPを回る順番は自由ですが、チームでエントリーしている方は常にチームメイト共に行動してください。(※単独行動は禁止)

 また、チーム以外の他の参加者と協力してCPを探したり、情報を共有しあうような行為も禁止します。

2.移動手段は自転車のみとしますが、自転車を担いだり、押して歩くことは可能です。
 
電動アシスト車の場合はハンディキャップとして得点から200点減点します。

3 ほとんどのCPは舗装道路に接道していますが、いくつかのCPは未舗装路走行や階段の担ぎ歩きを余儀なくさせられる場合があります。(未舗装路の難
易度は高くないため一般の方でも乗車走行可能です。)

4 スマートフォンでの地図検索やナビゲーションなど補助用具は使用可能です。

5 CPの通過証明は、ゴール後に再生することで審査員が目視確認できるデジタルカメラ(スマートフォンも可)での写真撮影になります。

 ソロ、チームを問わず一台の機器を連続して使用し、CP一覧に記載の対象物を間違えないよう撮影してください。(※間違った対象物を撮影していた場合は得点から除外します。)

6 対象物を撮影する際は次の点を守ってください。

 ① ソロの場合、CP一覧記載の写真通り、自己の自転車と対象物を一緒に撮影すること。
 ② チームでの参加者は、【対象物】と撮影者以外のメンバー全員の顔が一緒に写るように撮影してください。(※規定通り撮影されていない場合は得点から除外します。)

7 制限時間の15時00分までにゴール地点まで戻り、備え付けの時計と一緒に撮影した時点でゴールとなります。

 チームの場合、メンバー全員が揃っていることが前提です。

 制限時間以内に戻ってこられない場合、100点のペナルティが課せられ、その後10分経過ごとに100点ずつ課せられます。

 なお、制限時間30分を越えて帰着出来ない場合、失格となります。

 また、制限時間より前にゴールした場合は制限時間までの残り時間が加点されます。(1分あたり1点とし、14時以降からゴール可能です。)

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フォトコンテスト
 競技中に見つけた絶景や仲間とのスナップなどを・・・

フェイスブックの「第2回ひなたサイクルロゲイニング」スレッド  に投稿してください。

Twitterの 宮崎県サイクリング協会 をフォローして ハッシュタグ #ひなたサイクルロゲイニング をつけて投稿してください。

インスタグラムの https://www.instagram.com/hinatacycling/ をフォローして、ハッシュタグ #ひなたサイクルロゲイニング をつけて投稿。 投稿してください。
 

 

第2回ひなたサイクルロゲイニングin 宮崎 募集開始

2019年08月13日

今年も昨年に引き続き 第2回ひなたサイクルロゲイニングin 宮崎 開催する運びとなり、本日より募集開始いたしました。


サイクルロゲイニングというイベントについては、まだまだ、馴染みも知名度もそれほどありませんが、今後の自転車イベントの一つとして、大いに普及が進むものと思います。

以下  日程と開催場所です。

期日 2019年11月23日(土) 9時スタート予定 17時 終了予定

スタート&ゴール 宮崎市佐土原町 広瀬地区交流センター を予定しております。

開催エリア 宮崎市 西都市 児湯郡新富町


詳細や募集案内は、スポーツエントリーさんのサイトへ。


以下は、昨年の参加者さんのブログ記事です。 御参考まで。

第1回ひなたサイクルロゲイニング in 宮崎 参会者さんのブログ記事へ

基本ルールはこちら
    ↓
http://miyazakicycling.miyachan.cc/e546322.html 


 

三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さんが見た、第1回ひなたサイロゲ その8 ウリ坊3

2018年12月18日

以下は、第1回ひなたサイクルロゲイニングに参加された、三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会の関係者の方のお許しを得て、フェイスブックの投稿を転載させていただきます。
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まだ終わらせません、、。
ひなたサイクルロゲイニングin宮崎
なんや知りませんが、
めちゃくちゃ言われっぱなしな
うり坊です。
まだ根に持ってらっしゃるのでしょうか。
大人げない。。(_ _)

ここで、、少し、
うり坊ダークサイド編。

委員長。
私がロゲイニングを終えて
感動のフィナーレでゴールした時のこと。

いち早く私の帰着に気付いて、にこやかにゴールを祝福してくれた兵庫組の井上さん。

その斜め後ろには話しかけるなと言わんばかりの黒いオーラを漂わせる影のようなオドロオドロしい委員長の姿。一瞬目があった。。はず。いや、あった。

5分ほど。沈黙。

ひたすら得点シートにかじりつく。
必死こいて感動のゴールをしたSCMCチームメイトであるうり坊に目もくれず。

しばらくして、
ぶつぶつと。
得点シートを書き終えたのか
ようやく「お!帰ってきてる!」と気付く。
いや、絶対気付いてたやろ。

スマホも地図も無しで
帰ってこれたこと、私としては
ものすごく満足していて、
師匠としては少しは褒めてくれるんじゃ?!✨と、淡い希望を抱いていたのですが。。

発した言葉は、、
「ポイント少なっ!全然回れてへんやん!ハハハっ!マイナスやー!」

鬼です。

鬼。

鬼といえば、
鬼の洗濯板!

しっかりこの目に焼き付けてきました!

うり坊編の締めくくりに
この旅のもうひとつのお楽しみ、
SCMCのイベントとしても立ち上げさせて頂いておりました、チームひなたさんアテンドでの宮崎市ポタリングの2日目の模様をお送りします✨

海を走りたい!
との、うり坊のリクエストを聞いて下さり
この日目指すは日南海岸!!

なんだかんだで、
港に着いて以降、
海を見ていなかった私。
まだ見ぬ海岸に胸は高鳴ります!




美しく立ち並ぶワシントニアパームを横目に
ワシントニアパームには、なんでココナッツはならないのか?だの、困らせる質問攻めばかりをしながら宮崎県総合運動公園を抜けると、
ようやく広がる海!

海だぁぁ。。✨
しばらくあまりの感動に立ちすくむ。




ようやく走りだすと現れるのが
次々と押し寄せる波に、
サーフィンを楽しむ人々が沢山の砂浜!
サーファーの方々の間でもとっても有名なサーフィンスポットなのだとか。




と、気付くと
目の前に広がるのは
ひょっこりひょうたん島みたいな
島が出現!
そう!それこそ、かの有名な青島!
ビロウジュが群生した島なのだとか。
こんもりしてて可愛い。







その後堀切峠を越え、
爽快に海岸を走り抜けます。
途中かの有名なモアイ像も拝みました✨








本日の折り返し地点となったのが
鵜戸神社。





ちょっとした警備員さんの勘違いから
車道からの入口から入らせてもらえず、
何故か神社の階段を担ぎ歩き。




シクロや委員長のスパルタ登山で得た
担ぎの技術がまさかのここで生きました。
ちょっとした観光の一部と化した注目度。
目立ちたくてしてるんじゃないよ、
警備員さんがこちらに誘導したんです






ここで一番盛り上がったのが
運玉投げ✨
絶壁から丸く作られた
小さな陶器を窪みに投げ入れ、
みごと窪みに入れば願いが叶うという
いわれがあるとのこと。




運玉は5コで100円。
男性は左手で女性は右手で投げます。

チームひなたの皆さんは
まあご近所だし何度も来てらっしゃるだろうし見学されるのかなぁ。。と
思いきや!!
皆さんノリノリです!✨
ほんわか笑顔ですが、目は本気!
なんなら、5コとも入らなくて
おかわりされる方も!?
おかわりの後はきっちり決めて
おお喜び!✨
皆さんのこの感じ、好きだなぁ
結果、全員無事成功でした(^^)v










帰りは、
もと来た道をひたすら北上








と?
なんだか兵庫組の井上さんの様子がおかしい。
こいでもこいでも
前に進まないのだとか。。

井上さん、そういえば
この日の朝のフェリーからの合流で
その上、フェリーが大混雑しており
横に眠る見知らぬおじ様の吐息が近すぎて
なにやらよく眠れなかったとおっしゃってました。。
それが原因かな。。と、
が、、

この日の夜の宴会で
衝撃の事実が!

フェリーから降りたあと
タイヤに空気を入れずに走り続けていた。と。

あらら
なにやらうり坊と同じ香りがするぞ、
井上さん。
今後ともよろしくお願い致します

そんなこんなの
大満喫ののんびり海岸ライドに
連れていって下さった
チームひなたの皆さま、
素敵な1日を本当にありがとうございました✨
ここでは書ききれないほど、
沢山のお楽しみスポットに
立ち寄って下さいました✨
詳しくは写真でもご紹介いたしてます。
よろしければご覧下さいね! 


 

三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会さんが見た、第1回ひなたサイロゲ その7 振り返り編-2

2018年12月17日

【ひなたサイクルロゲイニングin宮崎の振り返り②】

さぁ、11月25日に行われた宮崎市でのサイクルロゲイニングの振り返りも後半戦です。今回の投稿で、長らく続いた宮崎関連の投稿も一区切りです。

前半に続いて超長文ですが、興味のある方はぜひお読みください。このサイクルロゲイニングに参加された宮崎のサイクリストの方にもお読みいただけると嬉しいです。

でこん村でランチ休憩を取って一息入れて再スタート。
現在の時刻は13時9分。

田野地区には山岳エリア以外にも色々とCPが散らばっているが、欲を出さず、近くにあるSW23(南原橋)、道順にあるSW14(仮屋原汚水処理場)だけを取り、あとは高岡町へ向けてひた走る。

田野町と高岡町を繋ぐ県道28号は昨日の下見で走っていたのでバッチリ。アップダウンの道の途中にあるW22(八久保林道入口)も見覚えがあるが、油断して通り過ぎないように何度もガーミンで確認してチェック(13時49分)、14時頃に山間部を抜けて高岡町の平野部に入る。

ここにも【八坂神社】ボーナス得点に絡むW21(八坂神社・高岡町上倉永)があり、道を勘違いして少し迷うが、何とかGET。14時7分。

そしてこの時点で残り時間は1時間と37分。この神社の境内でMAPとCP一覧表を広げ、これまでに取った【八坂神社】ボーナス得点のCPと、未獲得の【八坂神社】ボーナス得点に絡むCPを時間を掛けて確認する。

残り時間も迫り、ここにきての見過ごしは許されない。

これまでに取った【八坂神社】ボーナス得点に絡むCPは5ヵ所、まだ取れていないのは3ヵ所。これまでのところ、最初のC17以外の取りこぼしはないことを確認。

残りはエリアCのMAPの大淀川流域に集中している。今いる場所から近くて得点の高いW32(瓜田ダム)やGP4(高岡温泉やすらぎの郷)、W70(天ヶ城)のCPは気になるところだが、残り時間を考えて他のCPには目もくれず【八坂神社】ボーナス得点に絡むCP獲得だけに専念する方針を改めて定める。

書いてしまえば簡単だが、目の前に転がっている高得点のCPを無視して先に進むという選択はかなりの思い切りがいる。しかし、最終盤では僅かな時間の無駄が勝敗を分けることもある。

僅かな時間も無駄にできないという緊迫感が心地良い。

次に目指すのは、エリアCの大淀川沿いにある【八坂神社】ボーナスの6ヵ所目となるC38(八坂神社・糸原)。

大淀川に到着。昨日の下見で立ち寄った高岡ビタミン館という道の駅がある場所だ。見慣れた場所に出ると少し安心する。川と道路が複雑に交わっているので、進むべき道を間違えないように注意しながら先に進む。

大淀川沿いを離れて集落を走り、再び大淀川沿いに出て、ドンピシャで有田橋に出る。この橋を渡った先に6ヵ所目となるC38がある。

有田橋を渡って直ぐの土手の下にあるC38をチェック(14時43分)。

そして川沿いを離れて内陸にあるCPを目指して一気に駆ける。残り時間も1時間を切ってきた。いよいよ時間との勝負。

運良く目的のC23(八坂神社・跡江)をすぐに発見(14時54分)。これで八坂神社ボーナス得点に絡むCPは最初に取り逃したCP17のみ。一息付く間もなく下見でも走った大淀川右岸の土手の上の舗装路を全力で踏み倒す。

宮崎に立つ前から地図を見て距離や時間を計測したり、宮崎入りしてから2日間の下見ライドは、今まさにこの瞬間のためにある。ここで走らなきゃ今までの準備が無駄になるとの思いで必死に走る。

それでも、大淀川右岸の道は入念に事前計測しているので、パンクなどのトラブルがない限り余裕を持ってC17に到着するはず、という予測がたつ。

大淀川に架かる幾多の橋を越えて、C17(八坂神社・城ケ崎)へ。今度はスマホのGooglemapを見て場所を把握しているので容易に到達(15時18分)。C23を取ったのは14時54分なので、C17までの移動時間は24分。橋を越える時に信号待ちなどがあったが、宮崎市街地西部の郊外から市街地の南部まで一気に駆け抜けた格好になる。

これで八坂神社ボーナス得点に絡む8ヶ所全てのCPを無事に獲得できた筈だ。

あとは赤江大橋を渡り、ゴール地点の宮崎地区交流センターに向かうのみ。残り時間、15分もあってかなり余裕を持てる。

橋を渡って、近くのC28(中央街区公園)とC1(後田川緑道)も拾っておく。僅か1点のCPでも決定的な差になるかもしれない。15時29分。

残り時間が10分ほどあるので、近くにパン屋か和菓子屋でもないかと道沿いを探すが見つからず。あれば、グルメポイントで20点獲得出来ていたのだがやむ無し。これ以上のポイント上乗せは諦めて余裕を持って15時36分でゴール。

会場ではほとんどの参加者が戻ってきているようだが、うり坊の姿はない。主催者に訊くと、途中でMAPを無くしたり、なんやかんやで大変みたい...と。なんじゃそりゃ
予想を超える散々な事態に驚き呆れる。

しかも、制限時刻を過ぎても戻ってくる気配なし。ロゲイニングどころか、今晩19時発のフェリーに乗船できるのかも危ぶまれる事態に。。

うり坊、スマホも昨日から壊れていて連絡の取りようもないので、無事の帰還を願いつつ得点表を記入。

【八坂神社】のボーナス得点がしっかり取れているか不安があったが、無事に全部取れていて安心。

訪れたCPは全部で23ヵ所。
通常得点合計551点
残り時間得点4分×2で 8点
ボーナス得点 200点
スペシャルポイント 30点
グルメポイント 80点

総合得点は839点となった。

主催者さんが集計を始まる前に参加者全員にボーナス得点は取れましたか?と尋ねた時に、山岳ボーナスは0人、八坂神社ボーナスは私1人、沈下橋ボーナスも0だったような。

そんな訳で、もしかしたらイイ線いくかも!という期待も膨らんでくる。グループの部で優勝された方は山岳ボーナス500点がなくとも1000点を超えていた。

そうこうしてる間にうり坊が戻ってきた。制限時刻から20分遅れでの帰着で、減点は200点か300点。失格にはならずに済んだが得点はマイナスかもしれない。

女子ソロの部で優勝するぞー!とフェリーの中で意気込んでいたのに、大会前日に原因不明のスマホ故障、ロゲイニング中のMAP紛失、失格寸前の制限時刻大幅オーバーとトラブル続き。しかし、ミラクルうり坊にかかれば、かようなトラブルも「大冒険」にラブリー変換。面白いのと大変なのは紙一重やなとともかくフェリー乗り遅れは回避できたのがせめてもの救いか。

そしていよいよ結果発表。グループの部は1000点を超えていた男性二人組のコンビ、そしてソロの部優勝は、、839点~と呼ばれた時点で優勝を確信。名前を呼ばれて、やった!というより、よかったぁと安心の思いが沸き立ってほっとしました。まぁ、時間をかけてそれだけの準備をしてきたからね。

・・・以上で体験記は終了・・・

サイクルロゲイニングは競技であり、ゲームであり、レクリレーションであるので楽しみ方は人それぞれという前提に立ちつつも、私の場合はあくまで高得点を狙う競技的な捉えで今回のサイクルロゲイニングを楽しみました。

競技として体験した今回のロゲイニングで得た教訓 

①装備の入念な準備はやはり必要。デジタル機器は不具合を起こす可能性が高いので、それを想定した準備が必要。

②ロゲイニング範囲の事前リサーチの重要性を確認。特にスタート&ゴール地点から一時間の距離の場所を把握しておくと土壇場で動きやすくなります。

③最初の方針を定めるまでは慎重に行動すること。スタートは多少遅れても、時間をかけて資料をよく読み込んで、全体的なプランをイメージすることが大事です。

特に今回は、ボーナス得点やGPの得点のウェイトが大きいので、いかに上手くボーナス得点やGPの得点を取って低得点のCPは回避して時間を節約しつつ高得点のCPを狙う作戦が効果的でした。自分のCPの取り方を振り返ると結構無駄が多い。

帰りのフェリーの中で落ち着いてロゲイニングMAPを見てみると、ボーナス得点【沈下橋】は3箇所で140点。しかもその3箇所のうち2つは隣接してて(罠?)残りの1つは宮崎市の一番北にあるけどそう時間の掛かる場所にあるわけではない感じ。8箇所で200点の【八坂神社】よりお得感が大きいです。

そんな事も含めて、やはり最初の作戦の立て方が重要になります。焦らず慌てず。

④写真の撮り方、得点の入手方法はしっかりレギュレーションを読んで正確にフォローすること。ロゲイニング中は冷静さを欠きやすくなるので注意すること。

今回良かったのは、ガーミンなどの電子機器はもちろん、パンクや自転車のトラブル、マップボードの破損、資料の紛失など、一切トラブルに遭わずに乗り越えることが出来た点です。これは偶然の力もあるけど、そうしたトラブルに備えていたからこそ起こることでもあるなと思いました。

それと、CPの写真撮影はCP一覧表通り、そこに書かれている通りに撮影したことで撮影ミスで得点が取れなかったということがなかったということ。

参加された方は分かると思いますが、競技中は結構必死(特にソロ)になるので、常に余裕がない。常に焦らされているという感じが強い。

機材トラブルは仕方がない面があるにしてもリカバリーできる準備と、できる限り冷静に諸事判断していくことがロゲイニングを行ううえで重要になると思います。

長くなりましたが、ここでサイクルロゲイニングの振り返りは終了です。ご一読頂きましてありがとうございます。

ご縁がありまして、チームひなたの皆さんには三田まで来ていただいたり、こちらからも宮崎のサイクルロゲイニングに参加させていただいたり。宮崎での4日間だけでなく、その前後も含めて濃密な日々を過ごすことが出来ました。

ご縁を繋げてくださった井上さん、チームひなたの皆さんに感謝です。そしてこれからも自転車生活をより満喫していきましょー!

さらにうり坊さんが続く